2024年5月18日土曜日
このところ運動不足気味でしたので、園芸学部構内を通って矢切の農耕地までウォーキングをしてきました。研究圃場の植物工場と旧農場本館の間の2本の電線には蔓性植物が絡みついていて、電気がショートしたり、重さで電線が切れたりしないのかちょっと心配になります。よく見ると上の電線には主としてクズが、下の電線にはフジが絡みついています。D研究棟横の桜(ソメイヨシノ)の老大木2本は毎年花を咲かせていたにもかかわらず伐採されてしまいましたが、よく見たらヒコバエが生えていました。D研究棟の壁の下の石の隙間にはアメリカオニアザミが自生していました。
アカデミックリンクの芝生斜面は最近芝刈りが行われたらしく、あちこちに侵入していたクローバーの塊が無くなっていました。アジサイの葉は害虫の食害で穴だらけになっていました。葉裏を見たらチョウ目と思われる幼虫がいました。旧正門に下りる坂道沿いの斜面にはキイチゴの実がなっていました。
小山(こやま)の民家の庭にはマツバギク、テルナミ(三時草)、バラが咲いていました。小山を流れる坂川ではフィッシングをしている人がいました。坂川では甲羅干しをしているミシシピアカミミガメが2頭いました。
上矢切の水田では田植えがされていて、カルガモが来ていました。耕作放棄地にはヨシが繁茂していました。
矢切の農耕地の上空には飛行機雲ができていました。坂川親水広場に植栽されているオルレアの白い花にはコアオハナムグリとシマハナアブが来ていました。坂川親水広場では草がだいぶ伸びていました。市民の田植え体験会をした唐澤農園の水田では苗が順調に育っていましたが、機械で植えた区画は苗が整然と等間隔で植えられているのに対して、市民が手植えをした区画は雑然と植えられていました。坂川親水広場の南側のキャベツ畑は、冬の間に坂川から陸地に上がってきたオオバンの群れに苗の葉を食害されていましたが、生育するに従って影響は小さくなってりっぱな結球キャベツができていました。
矢切の農耕地の間を流れる坂川沿いには、外来植物のオオキンケイギクが自生しているところが2ケ所ありました。何故だろうと思ってよく見たら、2ケ所とも石畳の上で、他の雑草が生え難い所でした。堤防沿いの木の下に書類箱(多分盗品?)が投棄されていて、古い手紙が散乱していました。昼咲き月見草が自生している箇所では、生育場所によってピンク色の度合いが少し違っているように見えました。気温の影響か湿度の影響か分かりませんが、川に近い場所では白っぽく、川から遠い堤防の上の方ではピンク色が少し濃い花が咲いていました。
坂川親水広場の樹の上ではヨシキリが1羽留っていて、しきりに囀(さえず)っていました。上矢切の畑では枝豆がだいぶ生長していました。隣接する耕作放棄地ではヨシが繁茂していました。
掲示板にグリスロの運行経路を書いたポスターが掲示してありました。車を運転しない高齢化した市民があちこち訪ねるのに利用するサービスかなと想像しました。民家の庭にはいろいろな花が咲いています。