2010年10月11日月曜日

アメリカ滞在中に、市橋君の事件について、Western People(西洋人)の感覚では市橋君のしたことは言語道断で、特に自分の娘が被害者だったらと想像したら情状酌量の余地は全くないと言われました。リンゼイさんのご両親も恐らく同じ心境で極刑以外には考えられないと主張しておられるのでしょう。故W.C. Dauterman先生の奥様だけは、私は元学生の市橋君に適正な裁判(Fair Trial)を受けさせたいので支援する会を立ち上げて募金活動をしているのだと申し上げたら、どんな人間でも適正な裁判を受ける権利があるので、私のしていることは正しいと言って支持して下さいました。
今日はメールで菅野弁護士にその後振り込まれた支援金をお届けする日程調整をお願いしました。

一昨日に帰国して、幸か不幸か予定していた松茸収獲の映像撮影の出張がなくなったので(今年も全く不作で発生してこないとのこと)、昨日と今日は明日行われる千葉大学・公民館連携講座「食に関する誤解を解く」の講演の準備ができました。やっとパワーポイントのスライドを宅ファイル便で送りましたので、夕方道場で筋力トレーニングをした後、江戸川の堤防に走りに行きました。多くの人が散歩をしたり、ジョギングをしたり、自転車に乗ったりしていました。私は往復8Kmを景色を眺めながら、ところどころ歩いたりしてゆっくり走りました。ノースカロライナ州の湖と樹木しか見えない森の中のジョギングコースと違って、堤防の上からは常にビルや人家が目に入りますが、北東の方角には家々の間に筑波山の山影がぽっかり見え、関東平野の西の地平線には夕日が沈んでいくのが見えました。
これからまた、スケジュールに追われるような日本での生活が始まります。