2020年2月7日金曜日

1月30日(木)の東京アグリビジネス株式会社の社員研修会の折りに、九十九里浜の一部でせっかくマツの苗を植樹した場所を壊して堤防造成(嵩上げ?)工事をしているのは無計画で馬鹿げていると参加者の一人が私に知らせに来られました。本当にそんなことをしているのか気になりましたので、今日見に行ってきました。
政治家は時々、沼田 武知事の時代(1981年~2001年、5期)の新設ゴルフ場は無農薬管理をしなければ認めないというような元々無理な政策や、堂本暁子知事の時代(2001年~2009年、2期)の松くい虫防除のヘリコプターによる農薬散布中止のような松林の消滅を招くことが必至の馬鹿げた政策を強行しますので、今は森田健作知事の時代(2009年~現在3期目)ですが今度は何を始めたのか気になったからです。
九十九里浜といっても広いので場所が違うかもしれませんが、蓮沼海浜公園に行く手前の辺りで工事をしているところが見つかりました。汀線(ていせん)近くの防波堤の裏側で何かの工事をやっていましたが、マツの苗木がない部分でしたので、今からマツの苗木を植樹する区画を整備しているのかもしれないと思いました。あるいは、私に情報を提供してくれた人が見たのは九十九里浜の別の場所かもしれませんが・・。



蓮沼海浜公園では植樹されたマツの苗木が元気よく生長していました。今も使われているのかどうかわかりませんが、広い公園内を小型列車が走るおもちゃのような線路が敷設されていました。
公園内の水路はプラスチック(ペットボトルなど)のごみに覆われていました。何本かある比較的大きなクロマツの幹には、殺線虫剤の樹幹注入済のラベルが表示されていましたが、施工日は平成29年(2017年)2月11日と記入されていましたので、3年前ということがわかりました。
今は冬でシーズンオフのせいか、人通りもなく施設が荒れ果てている印象を受けました。あるいは、公共交通機関の便が悪く、比較的近距離に浦安のディズニーランドのような競合するテーマパークもできて、レジャーランドとしての人気が低下して、訪問者が少なくなって廃業状態なのでしょうか・・。







 








 
昔、千葉大学勤務時代の私の研究室を専攻していた房総半島の先端の館山市出身だった女子学生が、「海の色は空の色」と教えてくれましたが、今日の太平洋は曇空を反映してどんよりした鉛色でした。
砂浜にはいろいろな種類の貝殻が埋まっていたり、風紋ができていました。何故こんなところにと不思議なことに、砂浜にリュウゼツランと思われる植物が根を張って生きていました。自然に生えたのか、誰かが捨てていったのか・・。株元の一部は砂が飛ばされて網の目のように張り巡らされた根系が露出していました。マツの根と同じように菌根菌が共生して砂浜から水分や養分を吸収して供給しているのかもしれません。ネーットで調べてみたら、http://www.giken9.jp/shopping/midori/midori-3.htm アーバスキュラー菌根を作る植物のリストにリュウゼツランの名前が載っていました。
講演の準備で机に向かってばかりの日常を離れて、久し振りに広々とした海の景色を眺められていい気分転換になりました。