2014年10月3日金曜日
東京農業大学で総合研究所農薬部会の第95回セミナーが開催され、山本 出先生(東京農業大学名誉教授)が「日本農業の展望」について、長田裕之先生(理化学研究所環境資源科学研究センター・副センター長)が「ケミカルバイオロジーによる創農薬の可能性」について講演をされました。お二人とも大変素晴らしい講演内容でした。懇親会と二次会の途中まで参加して帰宅したのは夜中になり、明日は朝6時頃自宅を出て成田空港に向かわなけれなりませんので、講演の詳細について紹介する時間がありません。アメリカにはノートパソコンを持参しますので、宿泊するモーテルでブログの更新はできるのではと思っています。11月3日に日本に帰国します。
2014年10月2日木曜日
千葉大学園芸学部の同じ研究室出身で2学年先輩だったO氏が先月27日に逝去され、本日夕刻上野の寛永寺輪王殿でお通夜が行われ、私も参列してきました。大学卒業後、農薬会社の営業部に勤務され、社長になられた方です。営業実績に加えて、人柄、能力などが高く評価されたのでしょう。その後、農薬工業会の会長にもなられて農薬業界全体のことにも貢献されました。
間質性肺炎が悪化し、酸素吸入が欠かせない状態になっていましたが、免疫力が低下したのかその後いろいろな病気と闘い、最後は胆管結石になられたけど緩和ケアを選択してモルヒネを処方されて、ご家族に見守られて安らかに息を引き取られたとのことでした。
アメリカに持参するマツノザイセンチュウのDNA診断キット一式が届きました。スーツケースにはスペースがないので、機内持ち込みの手提げ袋に入れるつもりです。DNA抽出用の試薬などが入った小箱は冷凍保管が必要ですので、ドライアイスを入れた発泡スチロール製のアイスボックスに入れてありますが、果たして機内持ち込み荷物として検査を通るかどうかちょっと心配です。
午前中に柏市手賀の生ハム製造工場を訪ねて、先日設置した装置が期待通りの効力を発揮しているかどうか視察してきました。私が日本を留守にする1ケ月の間は、1週間間隔ぐらいで様子を見てもらうことにしました。帰国する頃には設置した装置が有効かどうかの判断ができる筈です。
間質性肺炎が悪化し、酸素吸入が欠かせない状態になっていましたが、免疫力が低下したのかその後いろいろな病気と闘い、最後は胆管結石になられたけど緩和ケアを選択してモルヒネを処方されて、ご家族に見守られて安らかに息を引き取られたとのことでした。
アメリカに持参するマツノザイセンチュウのDNA診断キット一式が届きました。スーツケースにはスペースがないので、機内持ち込みの手提げ袋に入れるつもりです。DNA抽出用の試薬などが入った小箱は冷凍保管が必要ですので、ドライアイスを入れた発泡スチロール製のアイスボックスに入れてありますが、果たして機内持ち込み荷物として検査を通るかどうかちょっと心配です。
午前中に柏市手賀の生ハム製造工場を訪ねて、先日設置した装置が期待通りの効力を発揮しているかどうか視察してきました。私が日本を留守にする1ケ月の間は、1週間間隔ぐらいで様子を見てもらうことにしました。帰国する頃には設置した装置が有効かどうかの判断ができる筈です。
2014年10月1日水曜日
昨日の報農会シンポジウムでの総合討論では、滋賀県立環境科学部助教の益田清敬先生の講演内容に関してもう一つ興味深い議論がありました。益田先生は水田に減農薬栽培を導入した場合の環境影響を、地球温暖化と富栄養化という2つの指標で評価したことに対して、生物多様性あるいは種の多様度に及ぼす影響評価も必要ではないかという議論です。益田先生は元々農業経済学がご専門ですので、減農薬栽培が生物多様性にどう影響するかについては、データも評価方法も持ち合わせてはおられませんでした。
千葉大学勤務時代に私たちは何年間にもわたって、水田で使用された農薬が水田周辺や水田水路の生物相に及ぼす影響について実態調査を実施しました。その結果、散布される農薬の種類によっては感受性の高い特定の生物種の密度を低下させる場合があっても、翌年には回復する一時的変化に過ぎないということが明らかになりました。
「飼料用米の生産現場での取り組み」について講演された岩手県花巻市の農事組合法人遊新の高橋新悦氏は、農地の集団化、消費者(コープネット事業連合)との連携、組合員による豚の生産、など経営的な成功のポイントを紹介されました。飼料用米は人間が食べる白米ではなく、豚の飼料としての籾の生産が目的ですから、斑点米の原因となるカメムシ防除の農薬散布は必要ないにもかかわらず、周辺地域で人間の食料としてのお米の収穫を目的に栽培されている水田に悪影響を及ぼさないようにカメムシ防除の農薬散布をしているとのことでした。
有機農業の場合もそうですが、自分の農耕地では無農薬栽培で収量や品質を多少犠牲にしてもよいとしても、そこが病害虫の発生源になって周辺の慣行栽培をしている農耕地に被害を及ぼすことがあって、時々争いになります。
岩手県花巻市の場合は、周辺水田のために飼料用米栽培水田でわざわざ経費と手間をかけて農薬散布をしているという実態に、私を含めて多くの参加者が認識を新たにし感動しました。
昼近くに小雨が止んだので水元公園に行って2時間近く歩いたり走ったりして運動をしてきました。セミの鳴き声はすっかり聞こえなくなりました。誰かがコナラの木の下にドングリをたくさん集めていました。モモのようなピンクの小さな花が咲いている木があったので近寄ってみたら、ラベルにベニスモモと書いてありました。季節外れに間違って咲いたのでなければ、いつ頃スモモの果実に育つのでしょうか。
長野県庁の担当者から、駒ケ根市と千曲市で実施されたヘリコプターによる松くい虫防除の薬剤散布の区域図がメールに添付して送ってきました。私たちが2008年~2010年の3年間行った薬剤飛散に関する調査結果を誰でもが引用できるように学会誌に論文として投稿するために、依頼してあった情報です。
千葉大学勤務時代に私たちは何年間にもわたって、水田で使用された農薬が水田周辺や水田水路の生物相に及ぼす影響について実態調査を実施しました。その結果、散布される農薬の種類によっては感受性の高い特定の生物種の密度を低下させる場合があっても、翌年には回復する一時的変化に過ぎないということが明らかになりました。
「飼料用米の生産現場での取り組み」について講演された岩手県花巻市の農事組合法人遊新の高橋新悦氏は、農地の集団化、消費者(コープネット事業連合)との連携、組合員による豚の生産、など経営的な成功のポイントを紹介されました。飼料用米は人間が食べる白米ではなく、豚の飼料としての籾の生産が目的ですから、斑点米の原因となるカメムシ防除の農薬散布は必要ないにもかかわらず、周辺地域で人間の食料としてのお米の収穫を目的に栽培されている水田に悪影響を及ぼさないようにカメムシ防除の農薬散布をしているとのことでした。
有機農業の場合もそうですが、自分の農耕地では無農薬栽培で収量や品質を多少犠牲にしてもよいとしても、そこが病害虫の発生源になって周辺の慣行栽培をしている農耕地に被害を及ぼすことがあって、時々争いになります。
岩手県花巻市の場合は、周辺水田のために飼料用米栽培水田でわざわざ経費と手間をかけて農薬散布をしているという実態に、私を含めて多くの参加者が認識を新たにし感動しました。
昼近くに小雨が止んだので水元公園に行って2時間近く歩いたり走ったりして運動をしてきました。セミの鳴き声はすっかり聞こえなくなりました。誰かがコナラの木の下にドングリをたくさん集めていました。モモのようなピンクの小さな花が咲いている木があったので近寄ってみたら、ラベルにベニスモモと書いてありました。季節外れに間違って咲いたのでなければ、いつ頃スモモの果実に育つのでしょうか。
長野県庁の担当者から、駒ケ根市と千曲市で実施されたヘリコプターによる松くい虫防除の薬剤散布の区域図がメールに添付して送ってきました。私たちが2008年~2010年の3年間行った薬剤飛散に関する調査結果を誰でもが引用できるように学会誌に論文として投稿するために、依頼してあった情報です。
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