2010年10月20日水曜日

今朝6時頃松戸を出発して新幹線で岡山県に来ました。知人の車で高梁(たかはし)市の山村を廻り、松くい虫防除の薬剤散布を中止したために松が全滅に近いくらい枯死している悲惨な様子を視察しました。将来松枯れ問題に関するテレビ番組を作るときに使えるように、写真(静止画)と映像(動画)をたくさん撮りました。

知人の生家は標高450mくらいの山の頂上の集落にあり、平家の落人が隠れ住んだところとのことですが、ブドウ(ピオーネと呼ばれる紫色の大粒種)や野菜や稲を作って生活しています。明日は松茸を守るために薬剤散布を続けているので松枯れがほとん見られないという山を視察する予定です。夏の高温・乾燥で今年は松茸が不作と言われていたのが、ここにきて降雨があったので発生してきたという山に入って現場を見せてもらうとともに、山主さんから話も聞く予定です。新幹線の岡山駅の売店には、岡山産松茸が5ケ入って10,000円という箱が並んでいました。

知人の生家の辺りは周囲が山ばかりなので、集落の周囲は野生動物の侵入を防ぐために電気柵を張り巡らせてあるそうですが、それでも猪と鹿とハクビシンとヌートリア(昔、毛皮目的に輸入され、その後野生化した巨大ネズミ)と害虫との戦いだそうです。

今夜は総社(そうじゃ)市のサントピア岡山総社という元厚生年金保養施設(民間に売却された)に泊まって、明日の夜には松戸に帰ります。