12月6日に振り込まれた方(9回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は136,000円、延べ195人からの合計額は2,412,565円になりました。メッセージもいただきました。「心配な事は計り知れないほどありますが、市橋君がとにかく強い心と健康でいれますよう、心より祈り、毎日手を合わせております。」 ありがとうございました。
今日は「週刊女性」のK編集部員(若い女性)が市橋君の件に関する取材で東京農業大学の私の研究室に来られました。来週12月14日火曜日発売号に掲載予定の「あの事件は今」という年末特集記事の中で、「市橋被告の現在おかれている状況」をとりあげたいとのことでした。テープレコーダーを回しながら、30分くらいという予定でしたが、私がたくさん話しましたので、気がついたら2時間半くらい経っていました。今は、メディアは猫も杓子も歌舞伎俳優の市川海老蔵暴行事件一色の中、週刊誌というのは発売日直前(ホットな話題を伝えるため)に取材して記事を作っていかなければならないので、大変だなあと思いました。
そもそも私が何故顔を表に出して支援する会を立ち上げたかをお話しました。今までに支援活動を批判するメールが届いたり、農大学長に抗議文を送りつけてきた人がいたり、支援者の顔をして支援金を振り込んで支援活動の様子を探ろうとしている反支援者らしき人がいることや、いろいろ嫌がらせもあることをお知らせしました。市橋君は、拘留されてから絶食死を目指した時期や、千葉刑務所に移されてからは自殺の可能性があるという扱いから普通の未決囚と同じ扱いを要望した時期や、差し入れされたお金で刑務所内の売店で甘いものを買って食べ過ぎて(ストレス発散?)メタボになりかかった時期や、今は普通の未決囚扱いになって精神的にも落ち着いて、運動も積極的に行っているらしいことなど、弁護団から聞いたことをお話しました。私たちの支援活動は弁護団を通して市橋君にも伝わっていることもお話しました。
先日取材に来られたイギリスの新聞の東京支局長の時もそうでしたが、メディア関係者も、確実な情報がない中で、ネット上で交わされている信頼性が確認できない憶測や悪意に基づいた流言飛語に惑わされる可能性があると感じました。今日の取材の結果どういう記事になるかわかりませんが、帰り際に、「自分も本山先生のような教師の学生だったら良かった」と言って下さったので、等身大の正直な市橋像を伝えるような記事になることを期待します。
私自身も12月はスケジュールがかなり一杯ですが、菅野弁護士に、その後振り込まれた支援金をお届けする日程調整をお願いしました。