2011年3月24日木曜日

2008年(平成20年)6月8日 秋葉原で17人が死傷した無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われた元派遣社員の被告(28)に対して、東京地裁は本日24日、求刑 通り死刑を言い渡したと報道されましたが、実際に裁判を傍聴してきた支援者の一人から以下のメールが届きました。極刑を求める被害者遺族の気持ちがよくわかりながら、それでもなお一方ではできることなら被告人に更生の機会を与えてやりたいという矛盾した思いは、多くの支援者に共通なのではないでしょうか。

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私は今日、秋葉原無差別殺傷事件の判決を傍聴する機会に恵まれました。正直いって辛かったです。人が人を裁くというのはどれほど残酷な事か。傍聴席に座っている遺族・被害者の姿を見て、この人達は極刑を望んでいるのがわかりました。それは当然でしょう。
私が見た被告人は痩身でいかにも神経質な感じのする青年でした。
この人があんな大それたことをしたなんて・・・。信じられませんでした。確かに家庭的には恵まれていませんでしたが。
私は改めて被害者と遺族の気持ちを汲まなければと思いました。市橋君を極刑にしたい遺族の気持ちも痛いほどわかりました。それでも更生の機会を与えてあげたいと心から願っています。それがごく少数の意見だとしても、市橋君の味方がいなければ可哀想です。

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カリフォルニア州に在住のアメリカ人の義理の息子は、3月20日に行われたロサンゼルスマラソン大会に出場した筈なのに結果の報告がないので、今朝娘に電話をしてみました。現地は今が雨期らしく、冷雨というあいにくのコンディションになってしまい、最後の方は寒くて震えながら歩いたりの惨めな状態で、結局5時間15分という予想外の結果だったとのこと。もう2度とマラソンは走りたくないと言っているとのことでした。
以前、千葉大学走友会の仲間に、フルマラソンは、レースで走る距離(42.195km)の最低10倍の距離(すなわち約400km)をレース前の1ケ月に走り込まないと走れないというのが経験則だと教えられましたが、義理の息子は週3回、20kmずつ走っていると言っていましたので、それでは1ケ月に240km にしかならないので、無理だったのでしょう。
私がフルマラソンで自己ベストの3時間35分を出したのは、今の彼よりも10才くらい歳をとってからの51~52才の頃の佐倉朝日健康マラソン大会でしたが、当時は朝、昼、夕方と3回に分けて走り、1ケ月に400km 以上走り込んでいました。これで今度義理の息子に会う時は、”私に追いつくにはまだまだだな”とからかって大きな顔をしていられます。

私の最後の空手の弟子で、今春修士課程を修了して大田区の青果物市場に就職するT君は学生寮を出て東京の大田区大森にアパートを借りてすでに研修を始めていますが、今日は千葉大学に私を訪ねてきてくれました。気のせいかすでに表情からたくましくなったような気がしたら、何と自転車で3時間かけて大森から松戸まできたとのことでした。昔卒業した空手部のある学生は奄美大島の出身でしたが、夏休みに帰省する時は、鹿児島と大島の間のフェリー区間以外は千葉県の松戸と奄美大島の間を自転車で往復していました。若者のエネルギーは底知れずたいしたものです。

今日もあまり時間がなかったので、私はT君を待っている間に江戸川堤防を6kmだけ走ってきました。