2011年3月14日月曜日

3月10日に振り込まれた3名の方(11回目、2回目、2回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は103,000円、延べ254人からの合計額は2,903,565円になりました。ありがとうございました。2回目の支援者はお体が弱いお母様らしく、娘さんが代筆してくれたメッセージをいただきました。

「市橋君もご両親もマスコミの心ないバッシングに負けず、強い心と体に気をつけ、弁護士の方々と本山先生に感謝してがんばって下さい。刑期を終え、いち日も早く静かな生活ができるよう祈っております。」

交通機関が麻痺したままですので、今日10時~12時に浦和で開催予定だった埼玉県の「農産物安全技術専門委員会」は中止になりました。担当の県庁職員も出勤できずに、早朝に自宅から電話連絡が届きました。明日の評議員会から出席予定だった日本農薬学会大会(会場:玉川大学)も中止になりました。長い時間をかけて苦労して準備をしてきた大会実行委員会の皆さんにはお気の毒ですが、こういう状況では仕方がありません。お蔭で私は少し時間的なゆとりができましたが、まだその次の予定が迫っていますので気を抜けません。

11日の午後に起こった東日本大震災と東北地方の太平洋沿岸に押し寄せた大津波による被害は、専門家の想像をもはるかに超える規模だったとのこと。テレビに映しだされる映像や新聞に掲載される写真は、まるで映画のシーンのようで、あらためて自然の災害の恐ろしさと人間の非力さを認識させられました。家族ごと、集落ごと津波に飲み込まれたり、行方不明者を入れると犠牲者は1万人を超える様子。現地で幸い生き残った人たちも、やがて悲しみを克服して、これから生活を再建する長い苦しい戦いが始まるのでしょう。心から健闘をお祈りしたいと思います。

(3月10日のブログに写真を添付しました。房総半島ではもう春だったのが、札幌ではまだ冬でした。)