3月16日に振り込まれた方(4回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は108,000円、延べ255人からの合計額は2,908,565円になりました。ありがとうございました。この方からはメッセージも添えられていました。
「千葉も地震で大変でした。市橋君も体には十分気を付けて下さい。本山先生もお忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。」
地震が発生したのは先週の金曜日11日午後2時46分でしたので、今日でちょうど1週間経ちました。まだまだ行方不明者もたくさんで、確認された死者数と合わせると犠牲者は2万人を超えそうです。歴史的な大地震と歴史的な大津波と歴史的な原子力発電所の大事故で、東北地方の太平洋沿岸は壊滅的な被害ですが、社会は少しずつ落ち着きを取戻し、復興に向けて動き出しているように感じます。
私と一緒に研究をしてくれている博士研究員(中国人)の奥さんと高校1年生の娘さんは、昨日日本を出国し中国の大連に一時帰国しました。外国では、放射能汚染がよっぽど危険な状態にあると思われているようです。私のアメリカ人の友人からも再度メールが届き、車の中でラジオをかけたら、インタビューで日本人のジャーナリストが家族を東京から疎開させたと言っていたけど、本当に大丈夫なのかと心配していました。
今日は東京近郊の電車はいくつかの路線で間引き運転されているだけで、ほとんど普段と変わらず運行していましたので、1週間ぶりに東京農業大学に行きました。いつもは元気のいい学生達で賑わっている野球場もグランドも体育館も無人で、応援団の姿もありませんでした。余震のことも考えて、大学が学生を守るために慎重な対応をしているのでしょう。