研究圃場のツバキの葉にはチャドクガの若齢幼虫が群れをなしていま
した。チャノキの葉にも若齢幼虫がいました。
小山の染井氏宅のツバキの葉にもチャドクガの若齢幼虫がたくさんいました。食害痕のない葉の裏に群れをなしていたということは、別の葉から一緒に移動してきたということでしょうから、もしかしたらチャドクガ幼虫の若齢のステージでは、ゴキブリで知られているように集合フェロモンでもあって行動を支配しているのでしょうか。旧正門に通じる坂道の両側の斜面にはクワが自生していますが、その中の1枚の葉には巨大なクモがじっと這っていました。カマキリがじっと餌を待っている葉もありました。
小山のオシロイバナは花が咲いて健全でしたが、上矢切の荒れ地のオシロイバナはどの株も茎と葉の一部が黒化して腐ったようになっていました。荒れ地に自生している株には全部共通病徴が見られましたので、他の株に簡単に伝染(感染)する病気が発生したのではと想像しました。自生している他の雑草はそのままでしたので、誰かが除草剤をまいたのではないと思われました。
上矢切のビルの玄関の天井のツバメの巣は相変わらず空でした。親鳥と巣立った3羽の雛(幼鳥)の姿は見当たりませんでした。降雨の時は多分餌の昆虫も飛ばないのでツバメも飛ばないのではと想像しましたが、実際には降雨の最中でも畑の上空や、坂川の上空や木立の上空を飛び回っているツバメを見ますので、私の想像は間違っていたようです。
上矢切の坂川親水広場の近くの送電線から巣立ったハシボソガラスの雛(幼鳥)3羽と親鳥2羽は、行動範囲が広がってどこかから送電線に戻っていると思ったら、いつの間にかかなり離れた家の屋根に移動し、近づいてみたら5羽揃って地面に下りていました。