2020年8月21日金曜日

東京農業大学総合研究所研究会農薬部会は通常は総会と特別講演を5月に開催しますが、今年は新型コロナウイルス感染症問題のため、総会だけはWeb会議で実施し、特別講演は分離して今日オンラインで実施しました。農薬部会は年会費を払っている会員限定の会ですので、参加者は対面の場合は30~50名ぐらいですが、今回はオンラインでしたので大幅に増えて、聴講申請をした参加者は約90名でした。
私をはじめ数名は講演が行われた農薬工業会の会議室に出かけて、対面で聴講しました。農薬工業会事務局長の廣岡 卓氏による特別講演「農薬に関する新聞報道等への農薬工業会の対応」は大変素晴らしい内容でした。新聞地方紙や週刊朝日や週刊新潮に掲載された最近の農薬批判記事について丁寧に検証した結果と農薬工業会がとった対応について説明されましたが、資料(スライド)はいずれ農薬工業会のホームページにアップされる筈です。
帰りは、久し振りにお会いした元日本特殊農薬(株)/元日本バイエルアグロケム(株)の下松明雄博士に誘われて、地下鉄茅場町駅の近くでビールとお鮨で情報交換をしました。医学博士で私より6才年長の方ですが、幅広くいろいろな分野に詳しい方で、楽しい一時を過ごしました。

松戸駅東口前には昔からの文具店がありますが、「店内マスク着用、マスクしてない方入店お断り」という掲示がしてありました。その横には「猛暑の為、扉を閉めて営業中、お客様にはご不便をおかけします」と書いてありました。時節柄、感染を防ぐための措置なのでしょう。
もう一つ気になったのは「タバコ店内各種あります」という掲示です。文具だけでは経営が厳しくなったのか、文具店でタバコの販売も始めたようです。飲食店やホテル業界や交通業界に限らず、多くのビジネスがこのコロナ禍で大変厳しい状況に追い込まれているようで、気の毒です。