2020年9月16日水曜日

ホテルではモーニングコールを朝4:15に設定して、シャワーを浴びて目を覚ましてから車で出発して、伊師浜海岸には5時ちょっと前に到着しました。 太平洋のかなたに朝日が昇るのを見ることが出来ました。
試験散布に使用するスミパインMC(有効成分フェニトロチオン23.5%)を2.5倍希釈してドローンに積載して、計画通りの散布を実施しました。
隣接した松林に移動して、比較対象の無人ヘリコプターによる散布も計画通り実施しました。散布終了後に、記念に今回の実証散布試験に参加した全員で集合写真を撮りましたが、 残念ながら撮影者を含めて3人が写っていませんでした。今回の実証試験には予算をつけてくれた林野庁から森林保護対策室の室長と課長補佐が視察に参加して、現在は 森林総合研究研究所材木育種センターに転勤している予算を獲得した時の前任の室長も視察に立ち寄りました。
伊師浜海岸には国が天然記念物に認定したイブキ樹叢(じゅそう)があります。 帰りの日立駅ではもう一度駅から見える太平洋の景色を眺めました。海沿いの住宅は、普段は景色がよいでしょうが、津波の時は怖いだろうなと想像しました。 勝田駅から柏駅で止まる特急に乗り換えましたが、ハシボソガラスがプラットホームに下りてきて餌を物色していました。
松戸駅に着いてから、2日間留守にしたのでチャドクガの様子が気になって、寄り道して園芸学部のチャドクガ幼虫が発生しているツバキとチャノキを見てきました。 いずれの木にもまだ幼虫がいました。