3年ぐらい前の大腸内視鏡検査でいくつかポリープが見つかって切除しましたが、3年後に再度検査を受けるようにと言われていましたので、今日松戸市内の新東京病院で検査を受けてきました。小さなポリープ1個(3年ぐらいはほっておいてもよいと言われた)ともう少し大きなポリープ1個が見つかり、こちらの方は切除してもらいました。
スクリーンに映し出される画像は鮮明で、切除する様子や切除する時に出血する様子も見ることが出来ましたが、こういう技術の発達はすごいなと思いました。切除したポリープは問題(悪性)でないように見えるが念のため回収して顕微鏡検査に回すとのことです。
ブラジル在住だった私より9才年長の兄は2014年に大腸がんで80才で亡くなりましたので、遺伝的に体質が似ているかもしれませんので、大腸の検査だけは続けるつもりです。
新東京病院の壁に貼ってあった掲示には、新型コロナウイルス感染症に関する注意が書いてありましたが、ここではその検査はできませんと書いてありました。
私は検査のために朝食も昼食も食べませんでしたので、帰りは付き添ってくれた妻と回転寿司店に寄って食事をしました。いつもは満員で席待ちをしなければならないのに、ウイークデイで時間も少し早いということもありましたが、店内は100席ぐらいある筈なのに来客数はざっと見て20人以内ぐらいでガラガラ空いていました。新型コロナウイルスの影響かもしれません。
その後園芸学部に寄って、少し散歩をして満開の桜を見たり、研究圃場の昔実験池だったところの桜(ソメイヨシノ)や、多分20年以上前に私の研究室で植えたモモやモクレンの花を見ました。モクレンは今年も紫色の花を咲かせていました。モモは老木になって幹が途中で折れて裂けていますが、相変わらず濃いピンク色の花が満開です。妻は一枝折って持ち帰り花瓶に挿しました。
私に大腸の内視鏡検査を受けさせた妻は、異常がないという診察結果にほっとしたらしく、これで亡くなった私の母(妻にとっては姑)にどうしてちゃんと検査を受けさせなかったのと言われなくて済むとつぶやいていました。サウスカロライナ州で牧場をやっているLarry Tate 君の奥さんのLinda さんが、職場で多くの人と接触する息子を家の外のキャンパーで寝かせるようにして、夫のLarry君(私とほぼ同年代の後期高齢者)を新型コロナウイルスの感染から守るのは自分の役目と言ったのと似ています。