2020年4月21日火曜日

このところ運動不足でしたので、園芸学部構内を通って江戸川堤防に行き、東京湾に向かって左岸の堤防を下流方向に3時間ちょっとウォーキング/ジョギングをしてきました。
園芸学部研究圃場にはいろいろな植物が植栽されています。菜の花にそっくりな黄色い花が満開の植物がありましたが、いつも見ている江戸川堤防の菜の花とは葉の形が少し違うような気もしました。誰かが竹の子を採取した跡がありました。











旧正門前の銀杏の樹には針葉が出始めました。
江戸川の河川敷にはキジの雄がケンケーンと鳴いていました。ネットの記事によると、繁殖期で雌にアピールしているとのことです。
堤防斜面のカラスノエンドウには緑色のアブラムシがびっしり寄生していました。





矢切の農耕地にはネギ畑がたくさんあります。ネギ畑の隣りの空き地に色の綺麗な植物が何本も見えたので近寄ってみたら、実生のハゼノキのようでした。
ネギを収穫した後の畑の周りにフェロモントラップがいくつも設置してあり、中を覗いてみたらタマナギンウワバらしい成虫がたくさん粘着シートに捕獲されていました。タマナギンウワバはキャベツやダイコンのようなアブラナ科野菜の重要害虫で、雑食性だということは知っていますが、ネギも加害するかどうかは自信がありません。
坂川につながっている水路では、ハシボソガラスが魚の肉をつついていました。
坂川のやきりばしのたもとには伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の一節を刻んだ碑があります。この小説は明治39年(1906年)に発表されたとのことですが、私の父が生まれたのが明治36年(1903年)ですから、純粋の農村地帯だった筈のこの辺りの当時の景色や人々の様子を想像しました。
帰りにヤマダ電気に寄ってSDカードを購入しましたが、その近くのチバトヨペット松戸営業所の建物の裏にはちょっとした地面があり、除草剤散布をしたらしく、「除草剤散布中」の掲示が建物の窓に貼ってありました。もう一枚の掲示には骸骨マークと一緒に。子供が読めるようにひらがなで「おくすりまいてるよ」「あぶないからちかづかないでね」と書いてありました。どこの消毒業者が受注したのかわかりませんが、安全性に配慮して適正な散布作業が実施されたようです。













途中の民家の庭にあるいろいろな植物を見るのは楽しみです。