2020年4月11日土曜日

3月12日(木)には林野庁森林保護対策室の松くい虫防除に関する2件の公募課題「ドローンによる被害木の探査に係る議題提案書」と「ドローンによる薬剤散布の実証に係る議題提案書」のヒアリングがありました。前者については一般社団法人松保護士会とフルヤ緑販株式会社(茨城県古河市)の共同提案(申請予算額890万円)が採択されました。
後者については一般社団法人松保護士会と株式会社アークステーションが共同提案(申請予算額900万円)をして私もアドバイザー的立場で同席しました。残念ながら提案は採択されずに、代わりに一般財団法人日本緑化センターの提案が採択されました。
数日前に一般財団法人日本緑化センターのF氏から電話があり、実証試験の実施にあたっては3名からなる委員会を立ち上げて助言をしてもらう計画だが、ついては私にその委員長として参加してほしいとの要請でした。私は過去15年間にわたって全国各地で有人ヘリ、無人ヘリ、スパウターで松くい虫防除の薬剤散布が行われた機会に薬剤の飛散調査と周辺住民への健康影響評価をしてきた実績がありますので、喜んで協力させていただきますと回答しておきました。茨城県の鹿島灘の松林を試験場所としてドローンを飛ばして試験散布をする計画のようですので、楽しみです。

昨日自転車に乗っていて転倒して痛めた膝はまだ腫れていて痛みますので、今日の運動は重い八角の素振り刀を持参して素振り100回をしてから、江戸川堤防をゆっくり1時間半ぐらいウォーキングしました。
園芸学部構内と研究圃場の植物は花が咲いたり、新梢や新葉が萌え出て、春真っ盛りです。百周年記念ホール前のモミジは、毎年そうですが、この時期は2色の葉が見られます。鮮やかな紅い葉が上端から段々色が褪せて黄土色になってきています。

















江戸川葛飾橋から見下ろす河川敷のオギ原は、少しづつ緑色が増えてきました。
アユが遡上する時期になったのか川魚漁師が江戸川の中に生簀(いけす)を設置しました。
堤防を一面黄色に飾っていた菜の花は花の時期が過ぎ、菜種(なたね)に変わる時期になりました。