2020年4月3日金曜日

ノースカロライナ州立大学のStudent Emergency Fund(学生支援緊急基金)に少額の寄付をしたことに対して、今度は大学のAssistenat Provost(教務副事務長?)でOmbudsperson(オンブズマン 学生に関する諸問題の調査・監察役)を担っているMike Giancola という人から感謝を述べるビデオがメールで届きました。https://mail.aol.com/webmail-std/ja-jp/suite
たとえ少額でも、寄付に対するこういうきめ細かな対応は、年金暮らしの中でも寄付をしてよかったという気持にさせてくれます。

農薬工業会から5月20日(水)に東京日本橋の鉄鋼会館で開催される総会後の講演会と懇親会の案内が届きましたので、出席しようと思っています。今年は東大名誉教授で公益財団法人食の安全・安心財団理事長の唐木英明先生の「農薬のリスクコミュニケーション」(仮題)という講演が予定されています。唐木先生とは、何年も前に中国から輸入した冷凍餃子の殺虫剤(メタミドホス)混入事件の時に、風評被害で苦しんでいた味の素冷凍フーズの依頼で中国の冷凍エダマメ製造工場の現地視察をした時にご一緒しましたので、講演を拝聴できるのは楽しみです。ただ、新型コロナウイルス感染症問題の今後の展開次第で中止にならないことを祈ります。

午後から園芸学部構内を通って、ウォーキング/ジョギングに行く途中で上矢切の松戸市総合福祉会館に寄りました。社会福祉法人松戸市社会福祉協議会が所管している敷地内の5本の桜の木に樹幹注入剤(ネオニコチノイド系殺虫剤)を施工して、子供を含めて一般市民が通行する場所に放置しておくのは危険で不適切だと注意喚起をしましたら、翌日には早速農薬容器を回収してくれました。ただ、注入孔はそのままなので、木材腐朽菌などの病原菌が侵入するのを防ぐために殺菌剤入りのペーストかコルク栓などで埋めた方がよいと助言し、場合によっては私がやってもいいですよと提案しましたら、対応した先日とは違う職員に迷惑そうに「消毒業者にやらせるからいいです」と言われてしまいました。いつやらせるかの説明はありませんでした。本来は市民の財産である5本の桜の木を真剣に病害虫から守ろうという意識はほとんどなく、むしろ迷惑がっているような印象を受けました。もしこれらの桜の木が枯れるようなことがあれば、今度は松戸市長に直接注意喚起しようと思います。

 
 

園芸学部研究圃場では、この時期に黄色い葉を出す珍しい木が今年も鮮やかな黄色い葉をつけていました。
斜面林の中ではイロハモミジの新緑の葉が綺麗でした。
カヤの小枝には雄花らしいものと、先端には新芽らしいものが付いていました。






国道6号脇には御地蔵様みたいな秀海講(弘法大師石像)が3体並んでいて、誰かが赤い帽子と赤い前掛けを着せていました。
高橋製粉の近くには花が散った後の桜みたいな木があって、緑色の実をたくさん付けていましたが、よく見慣れたまん丸い桜の実とは違う感じでした。