2020年5月17日日曜日

成田市の甚兵衛の森を守る会の樹木医/造園業吉岡賢人君からメール連絡があり、今年第1回目の松くい虫防除の薬剤散布を5月26日(火)の朝4時に実施するとのことでした。写真も2枚添付してありました。甚兵衛の森には、何年か前に枯れた樹齢約300年の1本のマツの幹を地面から数mの高さだけ残してありましたが、それを伐根撤去した写真と、もう1枚はその後に20年生のマツノザイセンチュウ抵抗性のクロマツを植栽した写真でした。
私は散布当日朝4時までに現地に行くということと、今年は作業者暴露の調査をすることは計画していないが、場合によっては周辺区域への散布薬剤の飛散(ドリフト)調査として落下量と気中濃度の測定はするかもしれないと返信しておきました。



晴天でしたので、いつものように江戸川を渡って水元公園CブロックとBブロックにウォーキング/ジョギングに行きました。
園芸学部構内のツバキに発生しているチャドクガ幼虫を観察に寄ってみたら、今日は増えていて8個体群が見つかりました。前に見た時よりも大きくなっていましたので、間もなく分散し始めるのではと思います。個体群8だけは個体数が少なかったので、すでに分散し始めた一部かもしれません。
駐車場の横の駐輪場裏の大きな樹はシナノキというラベルが付いていましたが、花芽の下辺りに変な形の白や桃色ががった葉(萼片?)みたいなものが付いていました。














 
 


江戸川からは松戸市中心街や戸定ケ丘がよく見え、釣りをしている人もいました。葛飾橋から見下ろす河川敷には、花が咲いている大きな樹がありましたので河川敷に下りて確かめてみたらセンダンのようでした。
天高く上って囀(さえず)っていたヒバリが、ラッキーなことに見ている前で地上に下りてきましたので写真を撮ることができました。









 




水元公園Bブロックでは高い樹の天辺近くでヒヨドリが大きな声で囀っていました。この時期はキジも、ヒバリも、ヒヨドリも雄が縄張りを主張しているのか、配偶者の雌を求めて美声をアピールしているのか、あちこちで鳴き声が聞こえます。
未だ実が赤く熟していないヤマモモの木がありました。














水元公園Cブロックではハスの花が咲いていました。
路傍にはヒルザキツキミソウの群生がありました。