2020年5月24日日曜日

東京農業大学総合研究所研究会農薬部会の令和2年度総会については、新型コロナウイルス問題で大学が閉鎖中ですのでWeb会議にして、事務局が活動報告・計画、収支報告・予算案等の資料を会員に配信しましたが、承認しますという返信が続々と届いているという報告が入っています。後は、7月17日(金)に延期した第117回部会セミナーと8月21日(金)に延期した特別講演が、それまでに大学閉鎖と集会・活動の禁止が解除になって実施できることを祈っています。

園芸学部では、多分この4月の人事移動で西千葉キャンパスから非常に真面目な事務職員が園芸学部配属になったのではと想像していますが、周辺住民の構内立入りや通り抜けに対して厳しい注意書きが掲示されるようになりました。うっかりするとだらしなく放置したままになる大学キャンパスをきちんと管理しようという責任感はりっぱで、ありがたいことです。
私が現職で交通安全対策委員会の委員長の時に、通り抜けの車と学生の接触事故が続いたので正門をチェーンで閉めて車の通り抜け禁止にしたことがありますが、周辺住民から園芸学部がこの地に設置された時から自由に通り抜けできるという周辺住民と大学との了解があるのだと抗議をされました。住民の利便性よりも学生の命を交通事故から守ることの方が優先するとして、当時歩行者の通り抜けは従来通りで構わないが車での通り抜けは認めないという方針を固持して戦ったことを思い出します。
ただし、野良猫に餌やりを続けるのは問題ですが、国民の税金で賄われている国立大学(法人)ですから、周辺住民が構内を散歩したり憩いの場として利用するのまで規制する必要はないと思います。むしろ、大学キャンパスを積極的に開放して、可能な範囲でテニスコートや体育館や図書館や教室等の施設も市民に開放するべきでしょう。確か、テニスコートと図書館は今でもすでに市民が使えるようになっている筈です。





 










チャノキのチャドクガは野村昌史先生が殺虫剤で防除してくれましたが、ツバキのチャドクガは私が毎日観察していることを配慮してそのままで、今年は大発生のようです。






江戸川堤防に行く途中のアメリカオニアザミは、黒いアリが動き回っているなと思ったら黒いアブラムシが発生していました。鋭い固い棘で小動物に食べられるのからは守られていても、アブラムシのような小さな昆虫の寄生には無力のようです。
江戸川の河川敷は今の時期はナヨクサフジが大繁茂しています。イネ科植物も穂や葉の形状から見ると何種類か混在しているようです。