森林分野技術士会の会誌フォレストコンサル用の原稿「森林保護と農薬-松くい虫問題から学ぶ教訓-」は、編集担当から予備的に図を割り付けしたゲラが送ってきましたので、必要事項を書き込んでデータ便で返送しました。
午前中降っていた雨も止みましたので、午後3時半頃から1時間ぐらい園芸学部構内を散策してきました。
草花も木々も生き生きしています。戸定ケ丘に登る坂道には何かの木の花らしきものが一面に落ちていました。上を見上げてみましたが、私にはどの木から落ちたものかわかりませんでした。
テニスコート横のベニバナトチノキの赤い花は満開でした。テニスコート横のカリンの木は花の時期が終わって、実がすこしずつ大きくなってきました。
元公務員宿舎(私たち家族が約30年間住んでいた)は老朽化のため今は誰も住んでいない廃墟ですが、建物の裏庭には昔妻が小さな苗木を植えたコデマリが大きく育って、白い花をたくさん咲かせていました。
イギリス式庭園の外のハンカチノキは面白い形の白い花がたくさんぶら下がっていました。
斜面の竹の子はどんどん伸びて、竹になりつつあります。
研究圃場の作物学の畑には緑肥植物のライムギ(?)が私の背丈を超えるぐらい大きくなっていますので、近いうちに刈って畑にすき込むのではと思います。
研究圃場の一角に葉色が黄色い高木と緑色の高木が並んでいますが、葉の形と幹の樹皮を比べてみたら、両方ともトウカエデのようでした。
やはり、黄色い葉が先に出て、その後緑に変わってきた木は、通りかかった元同僚教員で林学出身の高橋輝昌先生に訊いてみたら、カシワの園芸品種ではないかとのことでした。