2020年5月5日火曜日

今日は5月5日で子供の日の祝日ですが、我が家を含めてこの頃は祝日だからといって国旗(日の丸)を掲げる家はほとんど見なくなりました。園芸学部を通って江戸川の葛飾橋を渡って、水元公園Cブロックに行き、さらにBブロックにまで足を延ばしました。
小さい子供がいるのか、一軒だけ鯉のぼりを掲げている家がありました。子供の健やかな成長を願う家族の気持が伝わってきます。
近くの道路の石の隙間から生えているアメリカオニアザミはずい分生長して大きくなっていました。よく見ると、茎と葉の間から腋芽(えきが)が出てその先端に花芽みたいなものを付けて大きくなっているようでした。花が咲くまで観察してみようと思います。


      (クリックすると拡大できます)
 



園芸学部構内の木々や草花を見るのは楽しみです。
昨日見つけたニセアカシアの白い花は、近所の白いフジの花とちょっと似ていますので、木の幹をよく見たらちゃんと棘が生えていました。
研究圃場の高木のてっぺん近くまでノウゼンカズラが上ってオレンジ色の派手な花を咲かせていました。
モミジの種子と同じようなプロペラの形をした種子を付けた木がありましたが、葉の形は違っていました。
黄色い葉のトウカエデと同じような葉色の大木が、旧農場門の近くにもう1本あることに気が付きました。よく見える場所に行って望遠で写真を撮ってみたら、黄色い葉に緑の斑入りのトウカエデの葉と同じ形をしていました.



 
 




 















 



 



 
江戸川では若者二人が水上スクーターを乗り回していました。葛飾橋の橋桁では珍しく何頭ものミシシッピアカミミガメが甲羅を干していました。
河川敷の荻原はすっかり緑一色になっていました。堤防斜面のあちこちではヒバリが天高く囀(さえず)っていました。


 
 


 


 

水元公園Cブロックにつながる桜堤のサクラ並木はすっかり葉桜になりました。
入り口の広場のケヤキとクスノキの大木は遠くからでも葉の濃淡の違いがわかりました。横枝が出ているクスノキには、新葉と小さな花が付いていました。
新型コロナウイルスの感染防止で、公園には遊具使用中止の掲示がありましたので、子供が二人木に登って遊んでいました。この頃木に登る子供を見るのは珍しいなと思いました。池ではザリガニを釣っている子供たちもいました。家の中でゲームばかりしているよりもよっぽどいいなと思いました。
不動池近くのロウバイは春先には黄色のガラス質の綺麗な花がびっしり咲いていましたが、変な形の実に変わっていました。
水元公園Bブロックの入り口近くの茂みの中の野良猫の餌やり場には、近所の人が餌を持ってくるのを待っているかのように、白黒の野良猫が1頭いました。