2020年6月21日日曜日

週刊新潮が8回(3月19日号~5月7/14日号)にわたって連載した農薬批判の記事と、番外編として6月18日号に掲載した農薬工業会の検証と抗議に対する反論記事に対して、唐木英明先生が農村ニュース https://www.nouson-n.com/media/2020/06/15/4838 に[特別寄稿] 食の安全を科学で検証する-5- として解説しているとの情報が入りましたので、早速目を通してみました。
唐木先生は上記解説の中のプロフィールでも紹介されている通り、東京大学名誉教授で、内閣府食品安全委員会専門委員や学会長などの要職を務められ、現在は公益財団法人食の安全・安心財団理事長の立場にある方です。
週刊新潮の記事が引用している何人かの研究者の主張「微量の残留農薬が発達神経障害や世代を超えた毒性を引き起こす可能性がある」に対して、現在のところ一部の研究者によるそういう実験結果は検証が不十分であり、多くの科学者が認めていないとして、番外編に書かれている反論を明確に否定しています。
上記記事で除草剤グリホサートと発がん性の関係の根拠として引用されているセラニーニの研究(2012年、2014年)に限らず、日本でも新潟県における胆のう癌の発症率が高いことと除草剤クロルニトロフェンの使用量が多いこととの関係を発表した研究者の場合も、ネオニコチノイド剤とミツバチのCCD(Colony Collapse Disorder 蜂群崩壊症候群)との関係を証明したと発表した研究者の場合も、松くい虫防除でヘリコプターで散布された殺虫剤の飛散で周辺住民の体調不良は20km離れていても起こると発表した医師らの場合も、一時的にはメディアに大きく取り上げられ一般国民の不安感を煽りましたが、その後の検証でいずれも正しくないということが明らかにされています。

Sarah Myers さんが子供達(Margie さんにとっては孫たち)の写真をアップしました。ついこの間まで赤ちゃんだったJackson 君とElle ちゃんがどんどん大きくなって、海岸で並んで立っている写真です。両親の愛情に育まれて、本当に可愛い素敵な子供たちに育っています。私の頭の中には、Sarah さん自身が産まれて間もなくの赤ちゃんだった時に今は亡きお爺ちゃん(Margie さんのお父さん)に抱かれている姿がまだはっきり残っています。そのSarah さんが今はお母さんなのですから、いつの間にか時間が経過して世代が交代したということなのでしょう。


我が家の台所には、長野県産の高リコピントマトと書いた真っ赤なトマトがありました。妻によると大小不揃いのトマトが4個で約430円(税込)だったそうですから、1個約110円相当になります。袋には、リコピンは活性酸素を消去する赤い栄養素と書いてありました。育種か、遺伝子組換えか(?)、栽培技術でリコピン含量が高く発現するようにして普通のトマトより付加価値を高めたのでしょう。


午前中降っていた雨が止みましたので、また降りだしてもいいように傘を手にウォーキング/ジョギングに出かけました。雨の後からかアジサイの花が鮮やかに生き生きと見えました。今年竹の子から生長した竹林の竹も大きな節(ふし)の竹に育ちました。
ツバキの葉には、チャドクガの幼虫はいなくて、カタツムリが角を出して歩いていました。オオシオカラトンボの♂も飛び始めました。
















先日松戸警察に通報した放置自転車は、まだ旧正門裏に放置されたままですので、警察には盗難届は出ていなかったようです。研究圃場への通用門を閉鎖して、千葉大学園芸学部名で「本学関係者以外の通行を禁止する」という注意書きを掲示するぐらいキャンパス管理に熱心な園芸学部ですから、この放置自転車がここに何週間もあることはとっくに気が付いている筈ですが、果たしていつまでこの無責任な放置状態が続くのか・・。本来は、「ここは駐輪場ではありません。〇〇日までに移動しない場合は撤去します」の注意書きを自転車に貼付して、同時に千葉県警防犯登録票に記載されている番号を千葉県警に照合して自転車の所有者を特定して連絡をとる、ぐらいの対応はするべきだと思いますが。


江戸川堤防にいく途中の空き地に野良猫と思われる子猫が5匹並んでいました。母猫の姿は見えませんでしたが、どこかに隠れているのかもしれません。あるいは、産まれた子猫を飼育できない誰かがここに捨てていって、近所の誰かが餌を与えているのかもしれません。
上矢切の坂川には相変わらず羽の一部が白いオオバンが1羽だけいました。来年仲間が渡って戻ってくるまで何となく寂しそうで可哀そうな気がしました。
高圧電線鉄塔のハシボソガラスの巣は、今日は雛(幼鳥)3羽の他に親鳥が1羽一緒にいました。
もう少し遠くまで行くつもりでしたが雨が降りだしましたので止めて、土砂降りの中を傘をさして自宅に帰ってきました。