園芸学部の旧農場本館の上空には雲の合間に青空が少し見えました。
緑風会館の体育館横に植栽されているユズリハは実がだんだん大きくなってきました。
洗心倶楽部前の芝生広場の横のイロハモミジの幹の途中には大きなキノコが生えていました。少し樹勢が弱ってきているのでしょうか。
4月には赤い花が咲いていたA棟裏のベニバナトチノキの実が1つだけ大きくなっていました。
園芸学部の斜面林と隣接する戸定歴史公園の境に立っているサンゴジュの大木の下には落下した白い小さな花が地面を覆っていました。
今日も矢切の高圧電線の鉄塔のカラスの巣が気になって見に行きました。
途中、熟した赤い実がびっしりなっているヤマモモの木がありました。
上矢切の畑に放置されている伐採された樹の切り株の上にはキジが留まっていて、しきりにケンケーンと鳴いて縄張り宣言をしていました。
農耕地の間を流れる坂川にはオオバンが1羽だけ泳いでいました。カルガモもオオバンも以前は群れでいたので、1羽だけというのは群れと一緒に飛び立てなくて取り残されたのでしょうか。
鉄塔のカラスの巣はまだそのままで、雛は育って幼鳥になってまだ巣の中に留まっているようでしたが、私が鉄塔に接近したら親ガラスが近くの木の天辺に位置して私を監視し威嚇しました。
キャベツ畑には薬液タンクと動力ポンプを積んだ軽トラが来て、農家夫婦が農薬(多分殺虫剤)散布をしていました。マスクだけは着用していましたが、半袖で手袋も保護メガネも着用していませんでした。暑いからでしょうが、もし散布していた農薬がコナガやヨトウムシやアオムシ(モンシロチョウ幼虫)を防除するランネート(有効成分メソミル)だったとしたら、急性毒性は毒物に近い劇物(ラットLD50は17mg/♂、24mg/♀)相当ですから危険です。やはり農薬の安全性については、実際に散布する農家に対する啓蒙・普及活動が必要なようです。
浅間(せんげん)神社の斜面林には3月に大きな蕾みたいなものがたくさん観察されましたが、それらが開花して赤いサンゴのような葯(やく)?と緑色の実がなっているのが見えました。何という樹なのか、今度樹木に詳しい人に写真を見せて訊いてみようと思います。
すぐ目の前の木の葉に小さな弱々しいカマキリが1頭乗っていました。これでも自分の体格に見合った小さな昆虫を捕食して成長するのでしょう。