2020年6月16日火曜日

昨日は電車で茨城県に出かけて、海岸の砂防松林の中を歩いた以外あまり運動ができませんでしたので、今日は園芸学部構内を通ってウォーキンギ/ジョギングで上矢切の坂川近くの高圧電線鉄塔のカラスの巣と農耕地を見に行きました。
園芸学部の芝生の研究をしている圃場ではスプリンクラーを使って灌水していました。
旧木工所を解体した跡地には何かを立てるらしく、先ずは隣家との間に垣根を設置しました。職人が何人かで作業していましたが、横にも縦にも真っ直ぐ上手に設置してありました。さすがプロの職人です。
庭木が植栽されている途中の民家の庭ではヤマボウシの花が咲いていますが、よく見る真っ白な花と違って、花弁に少し黄緑色が入っているような気がします。









坂川近くの鉄塔のハシボソガラスの巣にはまだ雛(幼鳥)がいましたが、別の鉄塔にもかなり高い位置に巣があり、近くで見上げると親ガラス2羽が私を警戒していました。
坂川に1羽だけ残っているオオバンは、よく見ると右側の後ろの方の羽が白色で、左右非対称でした。まさかそのために仲間外れにされて取り残されたのではないでしょうが、普通は全身黒い羽なのに面白いなと思いました。
水田水路ではよく子供たち(親が付き添って)が網を持ってきてザリガニ捕りをしていますが、事故を心配してか、松戸市戸地改良区の名前で水路のあちこちに「あぶない 立入禁止」の看板が立てられました。小さな水路でも小さな子供が落ちれば事故が起こり得ますので、水田水路を管理している松戸市戸地改良区が責任を問われることを恐れたのでしょう。





矢切の農耕地はネギとキャベツを栽培している畑が大半ですが、水田も少しはあります。上矢切の辺りを気を付けて見てみたら、遊休水田がたくさんあって驚きました。日本のコメの生産量は多過ぎるので減反政策で生産調整をしていますが、遊休水田には雑草が生えて昔の湿地のようになっていました。先祖が大昔(江戸時代?)苦労をして新田開発して造成した水田がこういう状態に放置されているのを見る心が痛みます。世界には飢餓人口が何億人もいるのに、日本では遊休水田を食料生産に活用できないというのは残念なことです。