2020年7月17日金曜日

園芸学部の旧事務棟跡地の工事は、建物解体後一時更地にして土を被せましたが、今は土を剥がして穴(溝)を掘ってコンクリートを流し込んでいます。どんなものができるのか・・、完成予想図が掲示してないのが残念です。
研究圃場のツバキの葉に産み付けられたチャドクガの卵塊は、葉表に産み付けられた卵塊はまだありましたが、すぐ横に変な褐変した部分がありました。7月12日に観察した時はなかったものです。7月12日に観察した葉裏に産み付けられた卵塊の横にも似たような褐変した部分があることに気がつきました。もしかしたら、孵化直後の幼虫が天敵を避けるために葉の表皮の下に潜りこんで中の組織を食べているのかもしれないと想像しました。今度葉を1枚採取してきて、解剖してみようと思います。
小雨が降っていたせいか、ツバキにはカタツムリが2頭来ていました。
テニスコート横のカリンの実は大分大きくなりました。
園芸学部の裏門に通じる道沿いのムクノキの幹には緑色の藻みたいなものが生えてていました。










上矢切の坂川親水公園に行く途中のツバメの巣では3羽の雛(幼鳥)が顔を出していましたが、ずい分大きくなってもしかしたらもうすぐ巣立ちできるのかもと思いました。雛(幼鳥)は確か4羽いた筈です。今日は3羽しか見えませんでしたが、これだけ大きくなると巣が小さ過ぎて狭いだろうなと思いました。


民家の庭の柑橘の苗の葉が何かに食べられてなくなっている小枝があるなと思ってよく見たら、アゲハチョウの幼虫が3頭いました。クロアゲハ?かなと思いましたが、私には同定できません。
上矢切の農耕地には、貸農園にして市民が1坪か2坪の畑にいろいろな野菜や花を栽培しています。
垣根仕立てのヒルガオに似た花がありましたが、5角形をしていて、色も模様も珍しいなと思いました。


















坂川では稚魚の群れが泳いでいましたが、ここで産まれた魚種の稚魚なのか、下流(江戸川から東京湾につながっている)から遡上してきたものなのか、私にはわかりません。
送電線鉄塔の巣から巣立ったハシボスガラスの姿が半径200mぐらいの範囲に見当たらず、双眼鏡で周囲を眺めながら少しウロウロしていたら、どこかから戻ってきて電線に留まりました。ちゃんと5羽いましたので、親鳥2羽と雛(幼鳥)3羽の家族はまだ一緒に行動しているようです。雛(幼鳥)の飛翔能力が発達して、行動範囲が半径200mを超えてかなり遠くまで広がったのかもしれません。