2020年8月29日土曜日

園芸学部研究圃場のチャドクガ幼虫がまだいるかどうか確認するために、研究圃場に寄ってみました。旧農場本館横のチャノキ3本と、旧農場本館前(裏)のツバキと植物工場横のツバキには、いずれもまだチャドクガ幼虫がいました。






昨日茂原街道を車で走っていて、黄金色の水田が広がっている中にすでに稲刈りが終わって稲架(はざ)掛けして天日干ししているところがありましたので、今日再度見に行ってきました。
今日も青い空に白い積乱雲が地平線から湧き立つように上っていました。水田のある所は近くのバス停から市原市喜多というところだとわかりました。道路脇には無人の廃屋がありました。雨戸は閉まっていて植物が繁茂していましたので、大分前に無人になったようでした。
農道には2羽のハシボソガラスがいて餌を探していました。私が側を通ったら、近くの電柱の上に移動しました。










水田は黄金色に実っていて、すでに稲刈りが終わって刈った稲を稲架(はざ)掛けして天日干ししているところが何カ所かありました。その中の1つでは、乾燥し終わった稲を家族で集めて脱穀機にかけて稲扱き(いねこき)していました。この頃は稲刈りと脱穀を同時にして、残った藁は細切して田んぼに置いてくるのをよく見ますが、稲架(はざ)掛けを見ることはあまりありません。
ここではわざわざ稲架(はざ)掛けして、稲扱き(いねこき)後の藁を束ねていましたので、藁を酪農や肥育牛の餌にするか、サイロや堆肥の原料として使うのかもしれません。
軽トラの荷台には籾を詰めた袋が載っていましたので、持って帰って籾摺り(もみすり)をするのでしょう。
ほとんどの水田はしっかり雑草が防除されていましたが、いくつかは雑草が多い水田もありました。
この地区には上矢切の農耕地と違って、耕作放棄の水田はほとんどありませんでした。