2020年8月6日木曜日

園芸学部の研究圃場のツバキとチャノキから今年発生した2世代目のチャドクガ幼虫が見当たらなくなったことが気になって、もう一度確かめに行きました。やはり、今までずっと観察してきた植物工場横のツバキと作物の畑に面したツバキと、旧農場本館横のチャノキには今日も全く見当たりませんでした。
チャノキの葉上では偶然オオクモヘリカメムシの交尾行動が観察できました。
ただ、今まで観察していなかった旧農場本館の建物の前(裏)にあるツバキには予想外にチャドクガ幼虫が多数見つかり、小山の染井氏宅のツバキにも多数いました。これらの個体群は卵塊が産み付けられた時期が少し遅くて、1~2日遅れて蛹化するのかもしれません。




















テニスコート横のカリンの実はずい分大きくなりました。その中誰かがカリン酒を作るために収穫してしまうかもしれません。
D棟横の斜面の草むらに赤い小さな実がたくさん落ちていました。すぐ上にはコブシの木がありゲンコツのような形の実がなっていましたが、赤い小さな実はなっていませんでした。周辺に植栽されているのはサクラの木だけですので、この赤い小さな実はどこから落ちてきたのか不思議な気がしました。
戸定ケ丘の上空を5~6羽のカラスが飛び回って騒いでいました。A棟横のヒマラヤシーダーの枝に留まったところを写真で撮ってみたら、ハシブトガラスとハシボソガラスが牽制し合っていました。園芸学部構内は森がたくさんあって元々はハシブトガラスの生息域ですが、ハシボソガラスが侵入してきて争いになったようです。どちらがどちらを追いかけているのかはわかりませんでしたが、空中で高速で追撃しているシーンもありました。










小山の元宮田商店(燃料店?)の建物は無人化してから段々痛んできて、今は屋根から草が生えたり、倉庫の壁と屋根が蔦に覆われて木が生えたりしています。




上矢切に行く途中の老人ホーム・保育園の建物の屋根のテレビのアンテナにカラス(ハシブトガラス?)が1羽留まっていましたが、仲間の姿は近くには見当たりませんでした。
2階建て建物の外壁のスズメの巣には今日もスズメが出入りしていました。





上矢切の電線にはツバメが3羽留まっていました。ビルの玄関の天井の巣から巣立ったツバメが最初に留まって親鳥から餌を受け取っていた電線ですが、同じツバメかどうかはわかりません。先日は雨の中を飛び回っているのを目撃しましたので、ツバメは降雨中でも空中で餌を捕獲しているのかもしれないと思いました。
坂川親水広場の設置票を見ると、平成4年6月8日と書いてありますので今から38年前の1992年に設置されたもののようです。
坂川には大きな魚(多分ハクレン)の死体が浮いていました。その中、カラスやカメが見つけて食べ始める筈です。