2020年8月12日水曜日

アメリカのオレゴン州に在住のBonnie Jinnette Dauterman さん(私のノースカロライナ州立大学時代の恩師 W.C. Dauterman 先生の次男John 君の奥さん)がFacebookに自宅の庭に来たシカの写真をアップしました。庭のDaisy(ヒナギク)を朝食に食べに来たかのような、おおらかなコメントが添えてありました。日本人なら、せっかく植えた花を食べるなと怒りそうなところですが・・。
今から50年ぐらい前に私が家族と住んでいたノースカロライナ州のローリー市は、一応は州都(Capital)でしたが、実際は南部の田舎町でした。どこの家の庭も隣りとの境に垣根はなく、我が家の庭も裏は原始的な林と隣接していて、時々林から出てきたシカが庭に来ていました。夜、大学の研究室から車で帰ってくると、よく、林から出てきたたくさんの野兎が台所入口前のドライブウェイにいるのが車のヘッドライトで照らしだされていました。


我が家の台所には、ザルの中に洗ったインゲンがありました。


昨日は猛暑日で、ニュースでは気温が40℃を超えた所もあったようです。今日も猛暑が続いて松戸でも35℃ぐらいはあった筈ですので、熱中症にならないように午後3時半頃から上矢切の農耕地にウォーキングに出かけました。
上矢切の途中の住宅地の庭に植栽されている柑橘の葉には、アゲハチョウsp.の若齢幼虫が2頭いました。こんな住宅地でもアゲハチョウの成虫は幼虫の寄主になる柑橘を見つけて産卵していくのですから、たいしたものです。柑橘の葉から放出されるどの匂い成分を認識して誘引されているかは、とっくに解明されている筈ですが・・。







 

ハシボソガラスは比較的簡単に電線上に3羽いるのが見つかりましたが、残りの2羽は近くの地上にはいませんでした。しばらくすると、いつの間にか元々雛(幼鳥)が巣だった送電線鉄塔に5羽が集まってきました。
双眼鏡で見回しても見つからないのに、どうやってお互いにどこにいるのかを認識してコミュニケーションを取り合っているのか不思議です。





林野庁補助事業の第2回目のドローンによる松くい虫防除の薬剤散布の実証試験は、来週18日(火)~19日(水)に茨城県東海村の海岸松林で実施することになり、一般社団法人日本緑化センターの担当者から資料が送ってきました。私は検討委員会の委員長という立場で参加しますが、朝10時に水戸駅に集合することになっています。今回は林野庁の森林保護対策室の吉松重樹課長補佐も視察に来られる予定です。当日は前回同様天候に恵まれて、無事ドローンを飛ばして薬剤散布が実施できることを期待しています。私は自宅を朝8時ちょっと過ぎに出発し、今回は散布翌日の調査はありませんので一泊二日の作業日程になる予定です。