2020年10月13日火曜日
園芸学部の植物工場横のツバキの1枚の葉の裏にはチャドクガの卵塊のようなものがありましたが、どうも古い卵塊で今年の第2世代目の
成虫が産んだものではないような気がします。
その他のチャノキにもツバキにもチャドクガの成虫も卵塊も見当たりませんでした。ある時期はあんなに多数の幼虫が食害したいましたが、
成虫が多数見つかったのは旧農場本館前(裏)のツバキだけだったということは、蛹になるまでの死亡率が高いのか(株元を引っ掻いてみても
蛹は1頭も見つけることはできませんでした)、蛹になってから羽化するまでの死亡率が高いのか、羽化してからすぐどこか別の木に移動した
のか(近親交配の弱体化を避けるために)・・、不思議です。第2世代目の成虫から産まれた卵塊は越冬して、来年の春(5月初め頃?)
に孵化して幼虫になる筈ですが・・。もうしばらく卵塊を探し続けてみようと思います。
代わりに、カマキリが近くに餌食が来るのを待ち伏せしていました。
柑橘苗木にはアゲハチョウsp.の緑色の幼虫が多くなって、黒色の幼虫は少なくなってきました。
矢切の農耕地ではキャベツ畑、ネギ畑、カリフラワーとハクサイと思われる畑がありました。坂川親水広場の近くの送電線鉄塔にはハシボソガラス
が1羽留まって仲間を呼んでいるかのように鳴いていましたが、この鉄塔で子育てをしていた親ガラスだったのかもしれないと想像しました。
時々、この頃スズメが少なくなったという話を聞きますが、この辺りの農耕地にはまだ無数に近いスズメの大群がいて、一斉に電線に留まったり
空を飛んだりしています。
坂川親水広場の除草作業をしていました。トラックを見たら、地元の(有)八柱造園という会社の名前が書いてありました。
民家の庭のカキの木にムクドリがたくさん来て、熟した柿を突っついて食べていました。
小山の民家の庭に何かのおまじないか、般若の面が飾ってありました。昔、友人の小杉荘八君が木のネンドをやっていた時にそっくりな般若の面
を木のネンドで作っていましたのでもしかしたらそれかもと思いましたが、ちょっと形と質感が違う感じがしました。今度写真を送って確かめてみようと
思います。