2020年10月25日日曜日

園芸学部の研究圃場の旧農場本館前(裏)のツバキの葉を裏返しながらチェックをしたら、チャドクガ成虫が2頭飛び立ちました。後を追いかけましたが証拠の写真は撮れません でしたが、確かにチャドクガ成虫でした。ツバキの葉をよく調べたら、葉裏に新しい卵塊が2個見つかりました。昨日まではありませんでしたので、どこかから成虫が飛んできて産卵したもののようです。チャノキ(1)(2)(3)と植物工場横のツバキもチェックしてみましたが、成虫も卵塊も見つかりませんでした。 旧農場本館前(裏)のツバキでは、第2世代目の成虫が株元の地面にたくさん発生しましたが、翌日には姿が見えなくなりましたので、近親交配の弱体化を避けるために、羽化した成虫は飛んで行って別の場所で発生した個体と交尾して産卵しているのかなと想像しました。 小山の染井氏宅のツバキ(2)の葉にはチャドクガ成虫が1頭留まっていました。卵塊はありませんでした。このツバキにも昨日までは成虫も卵塊も見つかりませんでしたので、どこかから飛んできたことが想像されます。今日はずっと待っていた第2世代目の成虫と卵塊がやっと見つかりましたので、ほっとしています。今度はこの卵塊が越冬して、来年のいつ頃孵化するか追跡観察するつもりです。
園芸学部構内のA棟横には元々ヒマヤヤシーダーの大木が10本あったのが、その中の3本は順次枯れて伐採され、切り株だけが残っています。枯れた3本と隣接した位置の生きている2本は樹勢が悪く弱っているように見えます。このままでは枯死するのは時間の問題の気がします。私には何が原因かわからりませんが、少し離れた位置にある残りの5本は元気がいいように見えますので、何か土壌伝染か根系感染する病気かもしれません。マツノザイセンチュウがヒマラヤシーダーに寄生すのかどうかわかりませんが、今度樹木医の阿部 豊氏(DNA診断ができる)に相談してみようかと思っています。
旧事務棟の跡地のテラス建設工事はほとんど出来上がったようで、今日は休日で誰もいませんでしたので、中に入ってよく見てきました。アカデミックリンクと呼ばれる図書館と事務棟と合わせた建物とつながっていました。この場所には、昔私が入学試験を受けたときは江戸時代の寺子屋のような木造の平屋の建物が建っていて、その小さな入り口の壁に合格者の名前が張り出されていました。
柑橘苗木にはアゲハチョウsp.の緑色の幼虫が1頭ずついました。蛹が見つからないのが不思議です。 上矢切の塚田工務店の掲示板に新しい墨絵(すみえ)が掲示されました。写真を撮りましたので、アメリカのMargieさんに送ってあげようと思います。
坂川沿いのセイタカアワダチソウは黄色い花が満開ですが、ミツバチがたくさん来ていました。セイタカアワダチソウは確かに外国からの侵入生物ですが、今は日本に定着して生態系の一員になっています。
ブロッコリーとカリフラワーとキャベツは稚苗の時は似ていて私には区別ができませんでしたが、ブロッコリーは実がなってきてわかるようになりました。キャベツは結球するのですぐわかります。どうも、葉縁が丸みで滑らかなのがカリフラワーのようです。
我が家の台所には北海道産のメイクインとううジャガイモと茨城県産のチンゲンサイがおいてありました。