2020年10月27日火曜日

園芸学部研究圃場のチャドクガの様子を観察してきました。旧農場本館前(裏)のツバキには6個の卵塊、植物工場横のツバキには2個の卵塊、植物工場裏(作物学の研究圃場に面した) ツバキには1個の卵塊、旧農場本館横のチャノキ(1)には1個の卵塊、チャノキ(2)には1個の卵塊が見つかりましたので、計11個の卵塊がありました。これらは第2世代目の成虫から 産まれた第2世代目の卵塊で、越冬して来春に孵化する筈です。来春見つけ易いように、番号を書いた小さなリボンを各小枝に結んできました。まだ幼虫が1頭だけ存在しているツバキもありました。 小山(こやま)の染井氏宅のツバキには成虫も卵塊も見つかりませんでした。ツバキ(2)にいた成虫1頭はどこかに行ってしまったらしく、今日は見つかりませんでした。
園芸学部の生協の物品搬入ドアの前の植木の間の獣道には30cmのスズメバチの巣が見つかったので、通行禁止の張り紙が掲示してありました。どんな巣か見たいと思って用心しながら獣道に入ってみましたが、30cmのスズメバチの巣は見つかりませんでした。土の中に造った巣なのか、通行を止めさせるための脅かしの掲示なのか・・。
上矢切に行く途中の民家の庭に珍しい紫色の花が咲いていました。花弁5枚が丸く円形状ではなく、半円状に並んでいました。こういう種類の花なのか、突然変異なのか、不思議な花の咲き方です。この時期は熟した柿の色が奇麗です。 柑橘の苗木は2本ともアゲハチョウsp.の幼虫はいなくなっていました。 農家がトラクターで畑の耕運を始めたら、シラサギ(多分チュウサギ)が6羽集まってきて、すぐ近くから作業を見守っていました。畑から餌になる生物が出てくるのを待ち構えていたのか・・。普段は用心深くてすぐ飛び立つのに、全く警戒する様子を見せませんでした。