2020年10月6日火曜日

予定通り、私は柏駅からJR常磐線特急ときわ53号に乗って水戸駅に9:49amに到着し、待っていてくれた樹木医の阿部 豊氏の車に乗せてもらって、 集合場所の東海村豊岡の海岸松林に行きました。 試験場所は県有林ですが、東海村原子力発電所の所管松林と隣接していますので、松林入り口の前には原子力発電反対市民グループの大きな看板が立って います。 豊岡海岸の保安林の中には広葉樹の苗がたくさん植樹されています。松くい虫防除が大変なので、樹種転換できるか試行しているのでしょう。
林分内や林道沿いにはいろいろな植物やキノコ類が自生していますので、植生調査をしてみれば面白いだろうなと思いました。林内や林道には至る所に ジョロウグモが巣を張っていますので、それだけ餌になる多くの昆虫が生息しているということなのでしょう。
今日の作業は、明日ドローンで薬剤散布をする林分を確認して、疎林分と密林分と林縁部に調査対象コドラートを設置したり、散布後の枝葉を採取する マツの樹を選定したり、気象観測地点や薬剤の気中濃度・落下量をモニタリングする場所を選定しておくことでした。 実証試験は今回で4回目(最終回)ですので、作業に慣れて手際よく準備ができました。 明日は、担当する仕事が終わった人は順次解散して帰宅しますので、今日のうちに集合写真を撮りました。 宿舎は全員前回と同じ水戸駅前のトーヨコインでしたので、皆で駅前の居酒屋で夕飯を食べて軽く一杯やりました。