2020年10月8日木曜日

CropLife Asia(アジア農薬工業会)のDr. Vasant Patilから久し振りのメールが届きました。11月19日にタイのTox Society とCropLife Thailand共催の会で”Pesticides risk assessment and risk management”(農薬のリスク評価とリスク管理) について1時間の講演(講演45分+質疑応答15分)をしてもらえないかという打診でした。日本もタイもまだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が 収束していない現状で、行き来が可能かチェックしてからと返信したら、対面ではなくオンライン(Virtual)会議だとのことでしたので、それなら喜んで 引き受けると回答しておきました。 今日もチャドクガの様子を観察に行ってきました。園芸学部研究圃場の旧農場本館前(裏)のツバキの木の株元近くの小枝の葉裏に卵塊が1つだけ 見つかりました。第2世代目の成虫が産んだ最初の卵塊のようでした。それ以外には、どのツバキにもチャノキにも幼虫も成虫も卵塊も見当たり ませんでした。
柑橘の苗木のアゲハチョウsp.幼虫の1頭は、黒色だったのが脱皮して緑色になっていました。私は今まで無知で、黒色の幼虫と緑色の幼虫 は別種だとばかり思っていましたので、驚くと同時に新たに学習できて嬉しくなりました。天敵から逃れるために、幼虫が小さい間は鳥の糞のように 見える白色が混ざった黒色をしていて、幼虫が大きくなると柑橘の葉と似た緑色になるのかなと想像しました。
上矢切の坂川では久し振りにオオバンがいて、カルガモが来ていました。坂川親水広場近くでスズメの鳴き声がやかましいなと思ったら、雨中の葦原の中に 大群が宿っていました。 農耕地の間の小道を小さな女の子が2人で傘をさして散歩をしていて、可愛いなと思いました。