2020年11月3日火曜日

文化の日で祭日でした。 午後から江戸川堤防にウォーキングに行く途中で園芸学部の研究圃場を通ったら、花卉園芸学研究室(三吉一光教授)が管理している圃場の月桂樹(ローリエ)の枝を、大学院生らしい人が脚立に上って剪定していました。立ち止まって話しかけてみましたら、高木に育ち過ぎて圃場に日陰を作って実験に影響が出るので剪定しているとのことでした。ローリエの葉はいい香りがするので料理に使われると教えてくれたので、葉を1枚ちぎって折ってみたら、確かにいい香りがしました。私が60年近く前に入学した同窓生であることや、13年前に定年退職した名誉教授であることなどを自己紹介しましたら、一緒に作業をしていた学部生らしい学生がダリア園からダリアの花を一輪摘んで、水を入れたプラスチックバッグに挿してプレゼントしてくれました。まるで芸術作品のような見事な花でした。自宅に持って帰ったら、妻が早速コップに水と氷を入れて挿してくれました。こんな見事な花が咲いている圃場ですので、不心得な近隣住民が誰もいない時に通りがかりに盗んでいくことは容易に想像できます。前任の安藤敏夫教授の時代にも、南米から輸入したペチュニアが盗まれて近所の家の庭に植えてあるのを見つけたと言っていました。研究中の大事な花が盗まれると大変ですので、研究圃場の入り口を施錠して近隣住民の立ち入り禁止にせざるを得ないことも理解できます。
戸定ケ丘の斜面林では、紅葉したハゼの木が目立つようになりました。ヒマラヤシーダーの下には雄花がたくさん落ちていました。戸定が丘歴史公園の垣根沿いに植栽してあるムサキシキブは鮮やかな紫色の実をたくさん付けていました。 上矢切の柑橘苗木には、今日はアゲハチョウsp.幼虫の他に、クサギカメムシが来ていました。
我が家の台所にはスナップエンドウと水に浸したオクラがありました。何故水に浸しているのかと妻に訊いたら、保管中に少ししなびてきたので、料理をする前に元に戻しているとのことでした。