2021年2月3日水曜日
今日2月3日は立春で、暦の上では春の到来だそうです。
アメリカのオレゴン州に住んでいる私のノースカロライナ州立大学時代の恩師故W.C. Dauterman先生の次男John君(医師)の奥さんBonnieさんがFace Bookに三男Joseph君が対面で中学校に登校した初日の写真をアップしてくれました。マスク着用が義務化されているらしく、写真を見た友人の一人が歴史に残る写真だとコメントしていました。
園芸学部のプール横のポンプ小屋の解体・撤去工事は完了していました。プールは昔私が教授会で学生が使える遊泳プールにしょうと提案した時に反対した教員の言い分は、深さが3mもあって危険だし、元々防火用水であって遊泳用のプールではないということと、水を循環する装置が付いていないので水質がきれいに保てない、ということでした。近隣の子供が入り込んで遊ぶことは入り口を施錠して、学生には記録簿(名前と入場時間と退場時間)を付けさせ、水質は保健所に問い合わせて遊泳プールとしての基準を確認して一日一回必要量のカルキを投入することでクリアできるということで、説得し了解を得ました。念のために浮き輪を購入してロープでタラップに縛り付けて万が一誰かが溺れたときはすぐ投げて助けられるようにもしました。週に1回は水質(大腸菌)の検査もしました。また、私が一日一回は朝巡回してプールに浮かんでいる落ち葉を網で除去し、カルキを投入し、記録簿のチェックをしました。毎年6月初め頃になると学生に呼び掛けて冬の間に底に貯まった落ち葉を掻き出してプール掃除をし、きれいな水を入れて、学生が遊泳プールとして使えるようにしていました。その結果、ずい分多くの学生が利用するようになりました。
残念ながら私が定年退職後は私の役割を引き継ぐ人が誰もいなくて、貯まっている水は落ち葉が腐敗して汚水となり、やがてそれも全部蒸発して空っぽになり、防火用水としての機能も果たさなくなりました。今日覗いてみたら、相変わらず水は入っていなくて、ごみが貯まっていました。
園芸学部ではC棟裏にあった加工場が農産製造学の実習場として使われていましたが、柏に農場が移転したのに伴って加工場も移転し、建物を解体して長年更地になっていました。今日見たら、重機が入って盛り土工事をしていました。年度末で残った予算で何かを建てるのか、あるいは芝生の緑地にでもするのでしょうか。
E棟1階の学生ホールでは緑地環境学科の学生がデザイン作品の展示の準備をしていました。デザイン専攻の学生は、計画や設計や作品(模型)の展示で卒業論文・修士論文の発表の代わりにすることが認められています。
上矢切にあるトキワカメラという写真用品の卸商の壁には求人広告が貼ってありました。パートの職ですが、コロナ禍で失業した人にとっては少しでも働ける場所があるというのはありがたいことだなと思いました。
矢切の農耕地に白い畑があるなと思ったら、稲の収穫後に生えた孫生え(ひこばえ)が枯れたまま残っている水田でした。矢切の農耕地にはキャベツ畑とネギ畑が一番たくさんあります。
農薬散布をしている農家がいましたが、保護メガネも保護マスクも帽子も着用していませんでした。雑草がちょぼちょぼ生えている畑のようでしたので、除草剤だったのかもしれません。
農耕地の間を流れる坂川の近くに、子供だけで川で遊ばないようにとの注意書きの看板が立っていました。