2024年9月25日水曜日

東京王子の北とぴあで第39回報農会シンポジウム「植物保護ハイビジョンー2024」が開催されました。私も名古屋大学大学院修士課程の時に報農会から1年間奨学金をいただき大変助かりましたので、報農会シンポジウムには必ず参加するようにしています。今回は「みどりの食料システム戦略」に関する植物h後分野の重要課題というテーマで5題の講演が行われました。                                                                                  1. 地球温暖化が病害虫発生に及ぼす影響 農研機構農業環境研究部門土壌環境管理研究領域 山村光司                                                                                   2. 地理情報システム(GIS)を活用した国内におけるミカンキジラミの定着可能地域予想 農研機構果樹茶業研究部門果樹生産研究領域 紺野祥平                                                                   3. 線虫剤を取り巻く状況(市場と開発動向について) アグロカネショウ株式会社 中村元太                                                                                     4. Agroecology・アグロエコロジーそして農生態学:有害生物管理における基礎的な話題から 愛媛大学大学院農学研究科 日鷹一雅                                                                   5. トマト生産現場での取り組み:GAP,振動による害虫防除 株式会社未来彩園 瀬尾 誠                                                                                      その後、功労者表彰式と祝賀会がありました。今年は次の3名が表彰されました。                                                                                            ○片岡光信氏 京都府農業総合研究所、同病害虫防除所、府庁農林水産部理事                                                                                           ○深谷雅子氏 秋田県果樹試験場、同県農林水産技術センター                                                                                                      ○矢野貞彦氏 和歌山県農業改良普及所、同県農業試験場、同県植物防疫協会                                                                                                   表彰式には片岡光信氏だけが会場参加しましたが、受賞後の謝辞では素晴らしい謡曲を披露され、祝賀会では狂言の一節を披露されました。