2010年8月31日火曜日

今日も猛暑が続いていますが、東京農大のグランドでは野球部が対外試合をしていたり、サッカー部がシュート練習をしていたり、陸上部が200mを数人ずつ全力疾走していたり、元気のいい若者を見るのは気持のいいものです。私はジムで準備運動を兼ねて軽く筋力トレーニングをしてから、外に出て無理をしないように大学の周囲を1周(約2km)だけジョギングしました。
岡山県在住の知人(今年の春に会社勤めを定年退職し、今はブドウを中心とした農業をやっている)が松枯れの写真を送ってくれました。以前見た広島空港と広島市の間の高速道路沿いの山に骸骨のように立っている枯れた松の写真を撮りに行きたいと言ったら、そんな景色は岡山でもいくらでもあるよと言って送ってきたものです。

昭和30年代に松くい虫で松山が一度全滅した後、再生して生えてきた樹齢25〜30年くらいの若い松がまた松くい虫にやられてしまったそうです。こうなると松茸が生えなくなるだけでなく(松茸はこれくらいの樹齢の若い松の木の周囲に生える)、強風の時は木が倒れるので危険で山に入れないとのこと。健康被害があるという思い込みで反対運動を扇動して松くい虫防除の薬剤散布を中止に追い込んできた活動家の人たちは、こういう現状をどう見ているのでしょうか。