2023年11月13日月曜日

松戸市役所の新館7階大会議室で第153回松戸市都市計画審議会が開催されたので、傍聴してきました。傍聴定数10人に対して15人の傍聴希望者がいましたので、くじ引きが行われ、私は幸いくじに当たって傍聴できました。くじに外れた5人は別室に案内され、音声だけの傍聴が許可されました。審議会を傍聴するのは市民の権利の筈なのに、折り畳み式のパイプ椅子を追加すれば5人ぐらい傍聴席を増やのは簡単なのに、どういう根拠で傍聴定数を10人と決めたのかと、苦情が出ていました。議案は「松戸市都市計画マスタープラン(市街化調整区域編)の策定に向けた検討について」で、詳しい資料が傍聴者にも配布されました。松戸市の12の計画対象区域の中で11区域については市街化調整区域を解除して、住宅用地や商業用地に変更することに異存はありませんでしたが、矢切地区だけは審議会委員の中の市議会議員数名から激しい反対の意見が出されていました。高速道路のインターが近くにできて交通の便がよくなったからといって農耕地を埋め立てて物流センターを誘致するために、農地転用が可能になる市街化区域に変更しようという計画です。現地には規模拡大して農業を続けたい農家がいるにもかかわらず、マスタープランが承認される前に、事業者が耕作放棄地の農家に農地を坪8万円という高価格で売買するという仮契約をさせたことは順序が逆で問題だという指摘がされていました。市役所本館の壁面には、食料・農業を大切にしようと読める「みんなで食育をすすめましょう」という縦断幕が吊り下がっていたのは、皮肉に見えました。審議会では、多数意見として原案のままパブリックコメントにかけるということになりましたので、パブリックコメントで大多数の賛成が得られたということになれば、手続き上正式にゴーサインが得られたということになるのでしょうか。
松戸駅東口近くの建築工事中だった高層マンションはほぼ出来上がりました。「絶対反対」の幟(のぼり)がたくさん立っていましたが、すぐ後ろの既存マンションの前は完全に塞がれてしまいましたので、反対したのは当然だなと思いました。商業区域や集合住宅区域になると、こんなに目の前に目隠しになるような高層マンションの建築を規制する(例えば一定の間隔を確保しなければならないというような)建築の法律はないのでしょうか。

2023年11月12日日曜日

昨日引用したKelly Brown君がFacebookに共有した漫画をよく見ると、ハチの巣を棒で突いて怒ったハチの群れに追いかけられて逃げている人のシャツにはパレスチナの国旗が描かれていて、ハチの巣にはイスラエルの国旗が描かれていますので、私の解釈は作者の意図とは真逆だったようです。つまり、ガザのパレスチナ人の軍事組織がロケット弾を発射してイスラエルを攻撃して怒らせたから報復されるのは当然の報いだ、というのがメッセージで、それをパレスチナ人がアメリカの主要メディアのCNNやFoxや、イギリスの主要メディアのBBCに取材させてイスラエルが弱い者いじめをしているような印象を与えているという印象操作をしているようです。アメリカ南部の白人のブルーカラーワーカーの中には、保守的キリスト教(福音派)の信者でイスラエルを特別視して親近感を持ったり、いわゆるラティノと呼ばれるメキシコやプエルトリコや中南米からのスペイン語を話す季節労働者や、アラブ系アメリカ人を嫌う人たちもいますので。Kelly君自身もそうですが、これらの人たちはトランプ支持者と重なります。
午後から少したくさん運動をしようと思って、園芸学部構内を通って江戸川堤防に行き、葛飾橋を渡って水元公園Cブロックに行き、さらに水元公園Bブロックにまで足を延ばしてウォーキングをしてきました。園芸学部構内のユリノキは黄葉/落葉が進行し、実は乾燥して褐色になっていました。小山の民家の庭では鉢植えのコキアが緑色から赤色に変色しつつありました。
江戸川堤防から河川敷に下りる石段には雑草が生えていますが、よく見ると石と石の狭い隙間から生えていて逞しく育っていました。河川敷にはオギ原が茂っていました。松戸緊急用船着き場には測量用のボートが2隻係留してありましたが、何の測量をしているのかはわかりませんでした。金町側の河川敷のグランドではゴルフの練習と野球の練習をしていました。
水元公園Cブロックの不動池の近く植栽されているロウバイはすっかり大きくなり、乾燥した黒褐色の実をつけていました。
水元公園Bブロックの小合溜にはたくさんの水鳥が来ていました。毎年のことですが、これらの水鳥はどこから渡ってくるのか、どうやってこの池を見つけるのか、不思議な気がします。
帰りは曇天下の江戸川の水面に高速道路の橋のライトが映っていました。