2020年7月31日金曜日

今日も朝食が済んでからすぐ机に向かって、夕食のちょっと前まで集中してやっと「薬剤と林業」の原稿「松くい虫防除で散布された薬剤の飛散と健康影響(第10報)-成田市甚兵衛の森で高所作業車から散布された薬剤の作業者暴露-」を書き上げました。約束の締め切りは今日でしたので、ぎりぎりで編集担当者にメールに添付して発送することができました。他の4人の共同研究者との共著にしましたので、これらの方々にも共著にすることの了解を得るために原稿を送って目を通していただくことにしました。マイナーな訂正加筆でしたら、一次校正のゲラ刷りが届くまでまだ時間がある筈ですので間に合いますが、もし内容そのものに見解の相違があって了解していただけない場合は、単著に変更せざるを得ないかもしれません。

ノースカロライナ州立大学時代の私の恩師故W.C. Dauterman 先生は奥さんのBarbara さんも長男のWalter Jr. 君(弁護士だった)も亡くなって、次男のJohn 君(医師)だけが奥さんのBonnie Jinnette さんと3人の息子たちとオレゴン州に住んでいます。Jinnette さんはFacebook に家族全員でワシントン州の太平洋に面したRialto Beach にバケーションで出かけてキャンプしている様子の写真をアップしてくれました。John 君は赤ちゃんの時からよく知っていますし、私の娘と同じぐらいの年齢で、John 君の家族も私自身の家族のような気がしていますので、久し振りに全員の写真を見ることが出来て嬉しく思いました。海と山と川の景色も静寂・冷涼な雰囲気が伝わってきます。こうして家族全員で自然の中で過ごす時間が、一生の良い思い出になるのでしょう。
一番下の息子は、産まれた時から発達障害のハンディキャップ(確かアスペルガー症候群?)を持っていますが、両親の愛情に育まれて屈託のない子供に成長しているようです。












2020年7月30日木曜日

今日も一日中自宅で机に向かって「薬剤と林業」の原稿執筆をしました。

Eugene Sachez 君は1970年代初期からの空手の弟子/友人ですが、フロリダ州立大学の工学部を出てからノースカロライナ州のCP&L(Carolina Power and Light Company)という電力会社にエンジニアとして勤務し、今は引退してノースラロナイナ週の海岸の町Wilmingtonに住んでいる筈です(もしかしたら、弟家族が住んでいるフロリダ州との間を行ったり来たりしているかも)。
Facebookに面白いイラストをシェアしました。子供の頃キューバから両親と一緒にフロリダ州に亡命してきましたから、社会主義が嫌いなのはわかります。社会主義と資本主義を比較するこのイラストをアップしたThe Atlas Society とは何かと思ってHPを見たら、民主党の大統領候補だったBernie Sanders を批判する動画が載っていましたので、2020年の大統領選挙でトランプを支持する団体の一つかなと思いました。

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2020年7月29日水曜日

一日中机に向かって7月末が締め切りの「林業と薬剤」の原稿執筆に集中しました。本文部分は90%程度できましたので、残り2日がんばれば何とかなるでしょう。

一昨日上矢切の農耕地で送電線の上の巣から巣立ったハシボソガラスの親子5羽がまだ一緒に行動しているのを確認しましたが、古い写真を並べてみると、5月21日と6月4日には親鳥が抱卵していて、6月7日には親鳥1羽と雛2羽、6月14日には雛3羽が確認され、6月23日には雛が羽ばたいて巣から飛び立ちそうな姿を見たのが最後で、6月24には巣が空になりました。いつから抱卵が始まったのかはわかりませんが、少なくとも5月21日~6月6日までの17日間は卵を抱いていて、6月7日~6月23日までの17日間は親鳥が餌を巣に運んできて雛に与え、雛が巣で育っていたことになります。6月24日に雛が巣だって一昨日7月27日まで少なくとも34日間は親鳥2羽と雛3羽の家族として一緒に行動してきました。雛は大きくなって、もうどれが幼鳥でどれが親鳥かは大きさでは見分けがつかなくなりましたが、いつまでハシボソガラスの家族が一緒に行動をするのか・・、観察を続けてみようと思います。








2020年7月28日火曜日

昔ノースカロライナ州ローリー市で、私が大学に勤務する傍らGensei Dojo of Japanese Martial Arts(日本武道玄性館)をやっていた時以来の剣道の弟子/友人のSleeth (Robert) Mitchell 君は、徹底して反トランプ派ですが、メキシコからの越境移民を防ぐためにトランプ大統領が建設した壁が最近の暴風で倒れた時の動画をFacebook にシェアしました。当時一緒に稽古をしていたもう一人の剣道の弟子/友人のKelly Brown 君は熱心なトランプ支持者ですから、面白いものです。どうもアメリカ国民は徹底的にトランプが好きか嫌いかに二分されているような気がします。それぞれが、自分の信条と一致するトランプ大統領の一面を見て好きか嫌いかに分かれているのかもしれません。

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一昨日、チャドクガの様子とハシボソガラスの様子を見に行った時に通った園芸学部構内のイタリア式庭園の傘松を模したマツの一つは明るい色をしていて、斑入りの針葉が綺麗でした。どういう遺伝的変異でこういう斑入りの針葉ができるのか不思議です。多分こういう分野の研究者によって解明されているのでしょうが、針葉の葉緑素の生合成を制御している塩基配列の一部が変異して、生合成が部分的に阻害されているのではと想像しますが・・。










上矢切の坂川ではいつものオオバンが1羽川の中に佇んでいました。
水田はどんどん緑色が濃くなってきていますが、道の両側でアオウキクサ?が繁茂している水田と繁茂していない水田がありました。どういう環境条件の違いでアオウキクサ?が繁茂したりしなかったりするのか・・。雑草も水田生態系の一部でしょうが、イネの生育にとっては、水中の栄養分を横取りしたり、太陽光を遮って地温の上昇を抑えてイネの生育を遅延させたりしてマイナスなのではと想像しました。
 












2020年7月27日月曜日

YAHOO! JAPAN ニュース https://news.yahoo.co.jp/pickup/6366588   にシンガポールでデング熱が流行っているとの記事があり、建設現場で媒介する蚊を防除するために殺虫剤を散布している写真が載っていました。散布者は保護マスクは着用していましたが、保護メガネと左手の手袋は着用していませんでした。すぐ側にいるもう一人の作業員は半袖シャツを着ていました。農薬(有効成分は共通でも蚊の場合は防疫薬)の安全性について一部の消費者や活動家は過少評価しているのに対して、散布作業者は過大評価していているのではという気がしました。これは日本でもシンガポールでも共通なのかもしれません。

 





 
研究圃場のツバキの葉にはチャドクガの若齢幼虫が群れをなしていま
した。チャノキの葉にも若齢幼虫がいました。
小山の染井氏宅のツバキの葉にもチャドクガの若齢幼虫がたくさんいました。食害痕のない葉の裏に群れをなしていたということは、別の葉から一緒に移動してきたということでしょうから、もしかしたらチャドクガ幼虫の若齢のステージでは、ゴキブリで知られているように集合フェロモンでもあって行動を支配しているのでしょうか。

















旧正門に通じる坂道の両側の斜面にはクワが自生していますが、その中の1枚の葉には巨大なクモがじっと這っていました。カマキリがじっと餌を待っている葉もありました。










小山のオシロイバナは花が咲いて健全でしたが、上矢切の荒れ地のオシロイバナはどの株も茎と葉の一部が黒化して腐ったようになっていました。荒れ地に自生している株には全部共通病徴が見られましたので、他の株に簡単に伝染(感染)する病気が発生したのではと想像しました。自生している他の雑草はそのままでしたので、誰かが除草剤をまいたのではないと思われました。








上矢切のビルの玄関の天井のツバメの巣は相変わらず空でした。親鳥と巣立った3羽の雛(幼鳥)の姿は見当たりませんでした。降雨の時は多分餌の昆虫も飛ばないのでツバメも飛ばないのではと想像しましたが、実際には降雨の最中でも畑の上空や、坂川の上空や木立の上空を飛び回っているツバメを見ますので、私の想像は間違っていたようです。
上矢切の坂川親水広場の近くの送電線から巣立ったハシボソガラスの雛(幼鳥)3羽と親鳥2羽は、行動範囲が広がってどこかから送電線に戻っていると思ったら、いつの間にかかなり離れた家の屋根に移動し、近づいてみたら5羽揃って地面に下りていました。