2017年12月31日日曜日

妻が昨日上野にスポーツウェア(自分の水泳着と私のジョギング着)を買いに行ったついでに、お正月料理を買おうかと思ってアメ横に寄ってみたら、歩けないほど買い物客で一杯で、値段も高かったのでほんの少しだけにしたとのことでした。
今日の夕食は、カマボコやシイタケや茹で卵や野菜が入った年越しそばと、本当はお正月用の煮しめと、漬物でした。
母が生きていた時の年越しそばには必ず朝鮮漬(キムチ)を入れて食べていました。戦争が終わって日本に引き揚げるまで朝鮮(今は北朝鮮に入る黄海道廣州)で暮らしていましたので、我が家では冬はいつも本格的なキムチをたくさん漬けていました。今は、妻がニンニクが苦手で食べられないので、我が家の食卓からキムチはなくなりました。
年越しそばを食べることで、何となく大晦日(おおみそか)だという感じがしました。
明日からは新年ですから、今年もあっという間に1年が過ぎてしまったような気がします。年齢のせいでしょうか。

Kelly君のフェイスブックには誰かがオートバイに乗っている写真がシェアしてありました。

Sarah さんのフェイスブックにはクリスマスらしく、子供がサンタクローズが持ってきたプレゼントを見て喜ぶ写真がアップされていました。10月に私がノースカロライナ州に滞在していた時には、二人の子供たちが私の膝に乗ってくれました。国を問わず、子供たちは人類共通の宝物です。





 

2017年12月30日土曜日

昨日の練習会でいつも一人でやっているトレーニングより一生懸命走った影響で、大腿部と下腹部の腹筋に少し筋肉痛がありましたが、昼休みに江戸川堤防に行って、スロープを走って上り下りする坂道トレーニングを3往復しました。その後、上流に向かって右岸の堤防をウォーキング/ジョギングして、合計2時間40分運動してきました。
園芸学部構内のヒイラギモチの赤い実は、絵を描く人だったら絵に描きたいだろうと思うほど見事です。
国道6号の拡幅工事は新年の仕事始めまで休止中のようです。古い壁を取り除いて、着々と進んでいるようです。
園芸学部の斜面林の中の場所によっては比較的気温が高いのか、風道からそれているのか、まだモミジの鮮やかな紅葉が残っています。
林床部で野鳥の羽毛がたくさん落ちているところがありました。鳥の種類はわかりませんが、何か天敵に襲われたのかもしれません。
旧正門前の大銀杏の周りは黄葉の落葉で絨毯(じゅうたん)を敷き詰めたようでしたが、教育環境整備グループ(松戸市役所から派遣されている障がい者グループ)のお蔭で、いつの間にか落葉が掃除されてきれいになっていました。









上葛飾橋の辺りで堤防を下りると、鵜森稲荷神社があってお正月を迎えるにあたって飾り付けがしてありました。境内には平成3年に太平洋戦争勃発50周年を記念して建立された平和の礎と命名された碑があって、この地区から出征して戦死した12名の人たちの氏名が記されていました。中国や、フィリッピンや、インドネシアや、ビルマや、戦場になって苦しめられた国の人々にとっては日本兵は残忍無比な悪魔のような存在だったかもしれませんが、日本の出身地の残された家族にとっては、かけがえのない夫や息子が御国のために命を捧げたということになるのでしょう。
樋古根(ひこね)川というのは江戸川から分岐した坂川の一部なのかもしれませんが、橋の近くに可愛らしい動物の置物が陳列されていました。





2017年12月29日金曜日

千葉大学走友会の練習会は、稲毛海浜公園を午後2:30にスタートということでしたので、松戸駅を早目に新京成線に乗って京成稲毛駅で降りれば徒歩30分ぐらいで集合地点に着けると思ったら、予想外に時間がかかって途中からジョギングしてぎりぎり間に合いました。
京成電車の中である医療クリニックの広告が目に留まりました。不眠・不安・パニック障害・うつ病の治療が中心ということはわかりましたが、治療項目の中に「ニンニク注射」というのがあり、まさかニンニク抽出液を注射するのかと不思議な気がしました。家に帰ってからネットで調べてみたら、実際はビタミンB1(アリナミン)を注射して急速疲労回復する効果があると書いてありました。わざわざそんなことのために注射をしてもらいにクリニックに行く人がいるのだろうかと思ってしまいました。


千葉大学走友会は私が初代会長で、2代目は理学部出身、現在の会長は薬学部出身の薬剤師で6代目です。練習会参加者は12名(その中、女性3名)でしたが、工学部出身の3代目~5代目の会長は3人とも不参加でした。いずれも、現職の時はフルマラソンを2時間台で走れるランナーでしたが、3人とも65才で定年退職して何年も経ちましたので、メタボになって走れなくなったか、走る時間がとれなくなったか、膝などに故障をかかえて走れなくなったか・・、私は参加者の中で一番遅くても一応参加して走れるだけの健康を維持しているだけでもいいかと思いました。

稲毛海浜公園の中央運動場の周りを全員一緒に2周(多分2kmぐらい)走ってウォーミングアップし、それから時差スタートで幕張マリンスタジアム(片道4kmぐらい)を目指して競争的に走りました。私は3kmぐらいの地点で遅れてスタートしたランナーのトップに追いつかれましたので、マリンスタジアムは見えていたのですが、そこから引き返しました。6kmを約40分でしたが、途中で引き返したのでオープン参加扱いになって順位をつける記録にはなりませんでした。今の体調では、無理をせずにこれぐらいで止めておいてよかったと思いました。
中央運動場では連続凧(たこ)を挙げている人がいて、空高くたくさんの凧が上がっていて見事でした。小さな凧が一定の間隔でたくさんついているので、糸を糸巻に巻くことはできません。凧を降ろす時はどうするのだろうと思って見ていたら、糸を手繰り寄せながら小さい凧を順番に一つ一つ重ねてダンボール箱の中に入れていました。これなら次回凧を揚げる時に糸がこんがらずになるほどと思いました。

練習会後の忘年会を兼ねた懇親会はJR稲毛駅近くの一定金額で飲み放題の居酒屋で行われ、もう一人参加者が増えて、楽しい時間を過ごしました。

2017年12月28日木曜日

全国農薬安全指導者協議会(略称安全協)企画・全国農薬協同組合(略称全農薬)発行の農薬安全適正使用ガイドブック2018年版(平成29年12月22日発行、頒布価格4,320円)が届きました。私はこのところ毎年全国3ケ所で開催される安全協/全農薬主催の一般消費者対象の農薬シンポジウムで基調講演をしていますので、毎年一冊無料で進呈してもらっています。2017年版は1,182ページでしたのが、2018年版は1,228ページとさらに分厚くなっていました。日本で登録・販売されている全ての農薬についての情報が記載されている大変有用な資料です。Ⅰ. 登録農薬に記載されている項目は①登録番号、②農薬名(製剤名)、③登録業者(社)名、④有効成分の種類及び含量(農薬コード)、⑤注意マーク、⑥毒性及び消防上の注意、⑦魚介類注意、⑧包装・仕様、⑨適用作物・適用病害虫・雑草、使用時期、使用量、使用回数、⑩安全使用上の注意事項です。
それに加えて、関連情報として、Ⅱ. 農薬登録における適用作物名について、Ⅲ. 農薬取締法関係、Ⅳ. 登録農薬有効成分の毒性・水産動植物に対する影響、Ⅴ. 農薬中毒の発生状況、Ⅵ. 毒物・劇物の判定基準、Ⅶ. 農薬常用記号、Ⅷ. 賛助会員名簿、Ⅸ. 関係官公庁団体名簿、Ⅹ. 登録農薬索引、が載っているので便利です。

平成29年7月31日現在の資料では
有効登録件数: 4,339件
有効成分数:     583種類
延登録件数:    23,960件
過去1年間登録件数(平成28年8月~平成29年7月): 147件
登録取得会社数: 171件

となっています。これを2017年版に載っている平成28年7月31日現在の資料と比べてみると
有効登録件数: 4,326件
有効成分数:    579種類
延登録件数:   23,813件
過去1年間登録件数(平成27年8月~平成28年7月): 134件
登録取得会社数: 169件

ですから、有効登録件数は4,339件-4,326件=13件の増加です。有効成分数は583種類-579種類=4種類の増加です。しかし、過去1年間の登録件数171件+昨年の有効登録件数4,326件=4,497件ですから、4,497件-今年の有効登録件数4,339件=158件、158件-13件=145件が過去1年間の登録抹消件数という計算になるのでしょうか。
昨年の登録農薬と今年の登録農薬を個別に参照してみれば、登録抹消農薬名が具体的にわかり、どういう理由で登録が抹消されたか(市場の問題か、新たな毒性の問題か、追加試験に要するコストの問題か)推察できる筈です。
いつか時間のある時に、過去1年間に登録抹消された農薬名を書きだして調べてみたい気がします。

今日も道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間しました。園芸学部は今日が御用納めで、新年は1月4日からのようです。
明日は午後2時半から稲毛海浜公園から幕張マリンスタジアムまでの往復8km(ウォーミングアップランを含めると約10km?)走る千葉大学走友会の練習会とその後の忘年会があります。10数名参加予定ですが、一番遅い私は多分一番早いランナーより30分早くスタートし、トップに追いつかれた時点から引き返すことになる筈です。

2017年12月27日水曜日

我が家では私が普段は昼食を食べないので、妻がしっかりした朝食を出してくれます。コーヒー2杯、ミルク1杯、野菜炒めかサラダ、マーガリンとハチミツを塗ったトースト1枚、フルーツ盛り合わせ。今朝の野菜サラダには、レタス、ブロッコリ、トマト、タマネギ、薄切りしたセロリ、赤カブの酢漬けとユズ、茹(ゆ)でタマゴ、茹(ゆ)でアズキ、チーズとハムが入っていました。通常は、マヨネーズはカロリーが高くてメタボになると言って、サラダにかけません。これだけ食べればお腹も満たされて、栄養も満点です。



昨日の朝日新聞デジタル版に「森友・加計問題の著書巡り文芸評論家らを提訴 朝日新聞」12/25配信という記事が載っていましたが、今日の朝日新聞に同じ内容の記事が[森友・加計著書巡り本社が評論家提訴「名誉を著しく傷つけた」]という見出しで掲載されました。
私自身はこの著者・小川栄太郎氏の著書 徹底検証「森友・加計事件」 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪 を読んでいませんので、今度本屋にでも寄った時に立ち読みしてみようかと思っています。
著者や出版社がどういう人たちなのかわかりませんが、どぎつい書名で注目を集めて販売部数を獲得するのが目的でないとしたら、朝日新聞の申入書と著者からの[申入項目は、殆どが私の「表現」か「意見言明」への苦情に過ぎません]という無責任な回答を見ると、黒を白と言いくるめるような、いわゆる印象操作をして事実がどうであったかわからなくして国民の現政権に対する批判を中和しようとするのが目的かと思ってしまいます。



昼休みは道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間しました。学内で顏なじみの造園部の職員と出会ったので、学生寮の裏の竹林が長年放置されて藪になっていたのが綺麗に整備されて遊歩道までできていたのは誰がやってくれたのか訊いてみたら、60才になった別科の卒業生が毎週木曜だけボランティアで園芸学部に来てやってくれたとのことでした。園芸学部の構内が荒れ放題では格好が悪いので、大学としては大変ありがたいことです。今度本人と会ったら、私が感謝していたと言っておいて下さいと頼みました。私自身も学部長とでも会う機会があったら、見えないところでいい仕事をして園芸学部を支えてくれているこの卒業生のことを褒めておこうと思っています。

今日は午後7:00-9:00にNHKテレビの「BS1スペシャル 戦慄の記録インパール」(再)という番組が放映されていましたので、釘付けになって観ました。
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20170922/index.html
昨日の映画は第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が舞台でしたが、今日の番組はアジア戦線が舞台で、1944年3月にビルマを制圧した日本軍がインドのインパールのイギリス軍の拠点を攻略するために3師団(兵士9万人)を投入して、無理だという進言を無視して大本営が作戦を強行したために死者3万人、傷病者4万人という大被害を被った歴史的経過をたどって何故そうなったかを明らかにしようとしていました。
師団長など軍の司令部の人たちは責任も問われずに戦後まで生き延びたのに対して、虫けらのように扱われて日本を遠く離れた現地で無残に戦死したり病死したり餓死した兵士たちの無念さを生き残った少数の元兵士(95才前後)が遺影を前に語っていました。
日本軍が退却した現地の村にはまだ遺骨や遺品がたくさん残されたまま風化しつつある中で、日本を再び戦争ができる国に戻そうという動きなどとんでもないことです。

2017年12月26日火曜日

精神障がい者の雇用促進政策として来年2018年から雇用率を現在の2.0%から2.4%に高めるという報道があったばかりですが、今日は、精神疾患で暴れるのでということで長女を16、17才の頃から33才まで両親(現在55才と53才)が自宅内に作った2畳ぐらいのプレハブに監禁して死亡させたという痛ましいニュースが報道されました。
http://www.sankei.com/west/news/171226/wst1712260023-n1.html
娘は体重19kgという極端に痩せ細った状態で、司法解剖の結果死因は凍死だったとのこと。娘にとっても、両親にとってもどんなにかつらい地獄のような日々だったかと思うと、胸が痛みます。自分たちだけで苦しまずに、何故もっと早く誰かに相談して助けを求めるなり、社会が気が付いてあげられなかったのか・・。

BS-TBSテレビで夜9:00から2時間以上にわたって放映された「遠すぎた橋」(A Bridge Too Far)(再)という1977年公開のイギリス・アメリカ合作の映画を観ました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%9F%E6%A9%8B
ショーン・コネリー、ロバート・レッドフォード、ジョーン・ハックマンなどよく見慣れた俳優が出演していました。
第二次世界大戦末期のオランダがドイツ軍に占領されていた時期に、連合軍の空挺部隊がベルギー・オランダ間の5つの橋を確保してオランダの解放を目指すという作戦でしたが、情報部の一員が提供したドイツ軍が戦車を隠して配備している偵察写真の情報を無視した司令部の作戦強行によって多大の被害を被るというストーリーでした。
連合軍側の兵士もドイツ軍側の兵士も、それぞれ自国のための正義の戦いをして相手を殺し合うのですから、戦争がいかに馬鹿げた狂気の沙汰かということを思い知らされる映画でした。しかも、それぞれが同じキリスト教の神様を信じているのですから。
私には、一種の反戦映画のような印象でした。

2017年12月25日月曜日

一昨日(12月23日)の朝日新聞に厚生労働省が精神障がい者の雇用を促進するために、障がい者の法定雇用率を2.0%から2.3%に高めるという記事が載っていました。今まで、障がい者の分類の中に身体障がい者と知的障がい者があることは知っていましたが、精神障がい者という枠もあるということを改めて認識しました。健常者(非障がい者)はうっかりすると気が付かないことかもしれませんが、障がい者ができる範囲で社会生活ができるように支援することは、障がい者を持つ家族にとってはどれだけありがたいことかと思います。私たちは、障がい者を支える優しい社会でありたいものです。園芸学部には、松戸市役所から障がい者チームが派遣されていて、教育環境整備事業(草取りその他)に従事してくれていて、大変助かっています。


今日は道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間した後で、江戸川に出かけ、堤防から河川敷に下りるスロープを走って上りする坂道トレーニングを3往復してから水元公園Aブロック(カワセミの里がある一番遠い所)まで3時間ウォーキング/ジョギングをしてきました。
旧正門前の大銀杏は黄葉がすっかり落ちて、裸になりました。
葛飾大橋の下は確か春頃でしたか高麗芝を市松模様に張る工事が行われ、芝療養中につき立ち入り禁止の看板が立てられましたが、夏の間に雑草が生い茂って芝が見えなくなってしまいました。高麗芝は今は休眠中で枯れたように見えますが、来年の春~初夏に雑草を刈れば、青々とした芝が芽を出してくるのでしょう。
気温が低く強風が吹いていたにもかかわらず、江戸川堤防にはマラソン大会に出る準備かトレーニングをしているランナーがいました。






水元公園にはメタセコイア林とラクウショウ林がありますが、よく似ているので私には区別がつきません。Bブロックの小合溜にはいろいろな水鳥が来ていて、飽きません。

















小合溜の一番奥には金網で仕切られたバードサンクチュアリーがあって、観察用の覗き窓から眺めることができます。いつもカワウの群れがいます。よく見たら頭が黒い個体の他に、頭が白い個体もいました。高齢個体なのか、単なる変異なのか、別種なのか、面白いなと思いました。










帰りは、葛飾大橋まで戻った時点で日没直前になりました。厚い雲の向こう側から太陽の光が射していました。