2017年3月31日金曜日

Brett さんとMike 君は新幹線で京都に出かけた筈ですが、天気予報が変わってこの辺りはあいにくの雨になり、冬に逆戻りしたように寒い一日になりました。果たして京都の天候は・・。

昼休みの運動は、道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間だけしました。
園芸学部構内では2017年度第1回(4月13日)と第2回(4月20日)の就職ガイダンスの立て看板が出ていました。いずれも木曜日ですが、月に1回木曜日午後は教授会の日ですから講義も実験・実習もありませんので、学生が出席し易い筈です。
今回は4月13日は(株)日本政策金融公庫(農林水産事業)と(一社)日本食品分析センター、4月20日は長野県(農業職)の業務説明会のようです。対象は来年3月の卒業・修了予定者ですので、4月早々からガイダンスを実施するというのは、求人する方もできるだけ優秀な学生を採用したいことの表れなのでしょう。あるいは、今までの問い合わせが少ないのでもっと多くの学生たちに興味を持ってほしいということの表れでしょうか。

昨日NPO法人グローバルシアター和の輪の城谷小夜子氏からいただいたパンフレットに出ている7月22日(土曜)開催の小松左京7回忌の集いの小松左京というのは、名前は聞いたことがありますがどういう人だったか思い出せませんので、ネットで検索してみました。星新一、筒井康隆と共に「御三家」と呼ばれる日本SF界を代表するSF作家と書いてありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B7%A6%E4%BA%AC
私はもう長い間小説を読んでいませんので、わからなかった筈です。亡くなって何年も経ってからもこうやって多くの人が集まって朗読上演をやるのですから、きっと素晴らしい作品を書いて、影響を受けた人がたくさんいるのでしょう。私も機会を見て一冊ぐらいは目を通してみたくなりました。

2017年3月30日木曜日

朝8時ちょっと前に渋谷の宿泊所に行って、Brett さんとMike 君を松戸の私の家まで連れてきて、妻の用意してくれた朝食を食べました。
Brett さんは昨日会った時に、空港でレンタルしたタブレットでNPO法人グローバルシアター和の輪の会の代表理事城谷(しろたに)小夜子(さよこ)氏 http://www.wanowa.org/ja/other/profile/shirotani.html の情報を見せてくれました。ルイジアナ工科大学大学院でTheater(演劇)の勉強をしていた時に、城谷氏がかぶきの動きを演舞し、大学から滞在中の2日間お世話をするように指名された二人の学生の中の一人がBrett さんだったようです。来日の連絡はしていなかったようですが、Global Theater Wanowa Sayoko Shirotani という情報で検索してみたら、何と松戸市内にご自宅と稽古場と鍼灸院をお持ちの方でした。ネットで調べたメールアドレスとFax番号を使って、急なことで恐縮ですが知り合いのアメリカ人が来日中なので短時間でもお会いするか電話をさせていただくお時間はありますかと打診をしましたら、携帯の電話番号がFaxで届きましたので、早速電話で事情を説明し、すでに予定の入っていたのを変更してちょっとの時間の都合をつけて下さいました。
10時半頃北松戸駅前のスタジオにお伺いし、1時間近くお邪魔しました。Brett さんとは15年前に2日間ご一緒しただけですが、Brett さんは彼女から非常に強いインパクトを受けて、その後もずっと彼女の活動を尊敬していたようでしたので、お互いに15年ぶりの感動的な再会になり、城谷氏はこれは奇跡的だ言いながら何回もハッグし合っていました。私にとっても、こんな身近なところで剣道の弟子/友人のKelly 君の姪のBrett さんと15年前にアメリカのルイジアナ州で出会った日本人女性の演劇の先生と再会し、そこに私も立ち会ったのですから、正に奇跡的な出会いだと思いました。

私は演劇のことには全くの無知ですが、城谷小夜子氏は舞台演劇の俳優であり、プロデューサーであり、指導者のようで、世界的に活躍されておられる方のようでした。7月22日(土)に深川江戸資料館小劇場で開催される小松左京7回忌の集い http://www.wanowa.org/ja/stage/2017/images/20170724_sakyo.pdf#search=%27%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B7%A6%E4%BA%AC7%E5%9B%9E%E5%BF%8C%E3%81%AE%E9%9B%86%E3%81%84%27 のパンフレットをいただきました。私は7月21日には宮崎県での講演予定が入っていますが、どんなものか面白そうですので、もし時間に間に合うように松戸に帰れるようでしたら、折角の出会いですからチケットを申し込んでみようかなと思っています。

予想通り房総半島の鋸山(のこぎりやま)ロープウェイ乗り場には約2時間で着きました。ロープウェイの頂上のレストランで昼食を食べてから少し歩いて地獄覗きの岩を訪ねたり、百尺観音を見たりしました。
本当は房総半島を横切って太平洋側に行く途中の千葉県の山村風景も見せる計画でしたが、松戸からの出発が予定より2時間遅くなってしまったので、中止して松戸に帰ることにし、途中で銚子丸という回転ずし店に寄って夕食を食べました。
Brett さんとMike 君は明日から2日間京都に出かけますので、4月2日の夜宿泊予定の墨田区の別の宿舎(JR両国駅から徒歩15分ぐらい)を見つけられるように今日のうちに一緒に下見をしておくことにしました。4月3日は成田空港に連れて行くのに、宿舎に朝6時半頃には迎えに行きますので、私も場所を確認しておいた方が安心だからです。
場所は比較的簡単に見つかりました。夜の9時近くの時間になっていましたが、Brett さんは浅草の浅草寺(せんそうじ)は夜の11時まで開いているのでどうしても今から行きたいと言い出しました。JR両国駅の駅員に訊いたら、総武線で1駅の浅草橋駅に行き、地下鉄浅草線に乗って浅草駅まで行くのがよいと言われました。
私は行かずに帰宅し、二人だけで行きました。この若夫婦は、Brett さんが進歩的で何事も積極的なのに対して、Mike 君が保守的でBrett さんを後ろからサポートしているような印象を受けました。









2017年3月29日水曜日

Brett さんとMike 君が宿泊している渋谷のマンションに約束の午後2時より少し早目に着きました。マンションの1ユニットを誰かが格安航空券とセットにして外国からのお客さんが低価格で泊まれるようにしてあるようです。ノースカロライナ州のシャーロット市から成田空港までの往復航空券2人分と東京での5泊と京都での2泊を合わせて$3,200($1=¥110円換算で約35万2千円)ですから、かなり格安です。結婚15周年とBrett さんの誕生日祝いで、夫のMike 君からのプレゼントだとのことでした。Brett さんは40才になり、Mike 君は今年42才になるそうです。
Mike 君は石炭を使う発電所に勤務していて、Brett さんは大学や高校でTheater(演劇)を教えていたけど予算のカットで失職し、現在は自分の専門とは全く関係のないLow's というホームセンター(材木等の建築資材を主に売っているチェーンストア)で働いているとのことです。Brett さんは両親とも教員だったようで、また教職に復帰したいという強い希望を持ったいるようでした。

JR渋谷駅前まで歩いて行き、忠犬ハチ公の銅像の前で写真を撮りました。ハチ公の話を知っているかと訊いてみたら、日本に来る前にいろいろ勉強してきたらしく、飼い主の主人が亡くなったことを知らずに何年間も迎えに来たという話をよく知っていました。
JR三鷹駅まで電車で乗り、玉川上水沿いに歩いて三鷹の森のジブリ美術館に行きました。指定されている午後4時からの入館時間までに早かったので、少し三鷹の森公園内を散歩しました。アメリカでネットで予約購入したチケットは2名用で私は入れませんので、私はそこで別れて付近を散歩しながら三鷹駅に戻りました。
玉川上水は元々は多摩川の水を江戸に供給する水路として承応3年(1654年)に造成されたもののようで、作家の太宰 治が1948年に愛人と一緒に入水自殺した場所の筈ですが、http://anincline.com/dazai-osamu/ 現在は想像できないぐらい水量が非常に少なくなっていました。それでも水路の両岸には所々大きな樹や樹の切り株が残っていて当時を偲ばせました。ただ、外来種のミシシッピアカミミガメや大きな緋鯉が放流されているのは、残念でした。
途中には山本有三記念館もありました。太宰 治は1909年(明治42年)~1948年(昭和23年)、山本有三は1887年(明治20年)~1974年(昭和49年)に生きた作家ですから、昭和の初期頃の三鷹は東京の外れに位置して森林の多い田舎の小さな集落だったのかもしれません。
Brett さんとMike 君をジブリ美術館に同行するついでに、私自身にとっても久しぶりに三鷹を訪ねるよい機会になりました。






 
















 
 
 


2017年3月28日火曜日

Brett さんから昼ちょっと前にメールが届きました。JR山手線で渋谷から原宿に行き、代々木公園を見てから歩いて新宿に行き、今から新宿御苑に入るところだとの報告でした。今朝は時差ボケで(冬時間のノースカロライナ州と日本の間には14時間の時差があります)部屋でボーッとしているかもと想像していましたが、そうではなくてアメリカで調べてきた行きたいところを積極的に回っているようです。秋葉原も行きたいところに入っていましたので、午後からはそちらに行ったかもしれません。

明日は私が宿舎の部屋を午後2時に訪ねて、三鷹の森ジブリ美術館 http://www.ghibli-museum.jp/  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%B7%B9%E3%81%AE%E6%A3%AE%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8 に行くのには、渋谷駅から山手線で新宿駅に行って、中央線に乗り換えて三鷹駅まで行くことを教えてあげようと思っていました。しかし今朝すでに自分たちだけで山手線に乗りましたので、道案内は必要ないかもしれません。それでも、アメリカで予約した入館予約証(e-Ticket)をプリントするのを忘れてきましたので、情報を私のPCに転送してもらって印刷したものを届ける必要はあります。
明後日木曜日は英語ガイド付きのはとバスで観光をするか、私の車で房総半島にドライブするか未定にしてありましたが、東京以外も見たいのでドライブしたいと言ってきました。

昼休みに道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間した後で、江戸川堤防に行きました。河川敷に下りるスロープを走って上り下りする坂道トレーニングを3往復してから水元公園Cブロックへ行き、ウォーキング/ジョギングを2時間20分してきました。
松戸側河川敷のスロープ設置工事は完了していて、スロープ部分は垣根で囲って鍵がかかっていました。簡単に乗り越えられそうな低い垣根でしたので、多分子供がスロープで遊んで事故があった時や、酔っ払いが溺れた時に責任を問われないようにするための垣根かもしれないと想像しました。
東京側の葛飾橋の下のサイクリング道路の舗装工事はほぼ完了して最後の撤収中でしたが、芝生もきれいに張り替えしてありました。
水元公園Cブロックの人工芝に張り替えたサッカー場では子供たちが元気に走り回って試合をしていました。レンギョウの黄色い花も、ユキヤナギの白い花も満開で、ツクシもたくさん出ていました。






 



2017年3月27日月曜日

午前中に埼玉県庁の近くの埼玉教育会館会議室で開かれた平成28年度安全安心農産物確保対策推進事業(影響回避)試験研究課題に係る意見交換会は予定より少し早目に終わりました。当初計画したようにそのまま成田空港に直行すると早過ぎるので、一度自宅に寄って簡単に昼食を食べてから電車で成田空港第2ターミナルに行き、到着ロビーでBrett さんとMike 君の到着を待ちました。ロビーには、何年か前に(確か竹下内閣の時?)全国各地に支給されたふる里創生資金1億円を使って、芝山町が私の友人(当時芝山町で木のネンドの工房をやっていた)の小杉荘八君に発注して作らせた同町で発掘された古代の埴輪(はにわ)のレプリカが展示してありました。

Brett さんとMike 君は大体予定通り到着し、事前に写真を交換してあったのでお互いにすぐ認識できました。ロビーでアメリカから予約してあった携帯電話の代わりのタブレット(携帯用小型パソコン)を受け取り、外貨交換所ではなく自動キャッシングマシンにクレジットカードを挿入して日本円を引き出し、JRの事務所でアメリカで購入してきた有効期間1週間のJRパスを発行してもらいました。
それを使って、京成ではなくJRの特急スカイライナーに乗ってJR渋谷駅に行きました。宿舎はあらかじめネットで検索して地図を印刷して持っていったのですがなかなか見つからず、交番や配達人やコンビニなど5~6人に訊いてやっと見つかりました。
普通の1Kの単身赴任者用の家具付きマンションのような高層ビルで管理人はいませんでした。全て自動管理になっていて、与えられていたコード番号を打ち込むと、指定された郵便受けが開いて利用説明書と鍵が出てきました。それを使って部屋に行くと、非常にコンパクトに出来ていましたが、ベッドや台所や冷蔵庫や風呂やトイレがそろっていて、清潔な感じでした。
荷物を置いて、日本滞在中の1週間の段取りを確認してから、外に出てカレーうどん店を見つけて夕食を食べました。
万が一道に迷った時に人に訊けるように、日本語で宿泊所の名前と住所、JR渋谷駅を書いたメモを渡してきました。



松戸駅の西口と東口をつなぐ通路には展示スペースが設置してあって、その時々でいろいろな展示が行われています。今日はその中の1つでステンドグラスの作品展をやっていて、なかなか見事でした。