2017年10月31日火曜日

二十世紀が丘の方にある貸し倉庫に本や若干の野外調査道具などを保管していますので、運動を兼ねて歩いて必要なものを取り出しに行きました。
途中の歩道にドングリが落ちていましたので、その上を見たらシラカシのドングリでした。アメリカでは葉が手のひらの指のように出ている木をWhite Oakと呼んでいましたが、日本では葉が細長い木をシラカシと呼んでいますので、面白いなと思いました。




住宅地に囲まれた畑にブロッコリのような十字科の野菜が植えてありますが、ちょうど農家が背負い式の動噴で除草剤散布をしていました。よく見たら、長袖、長ズボン、帽子、防護マスクは着用していましたが、防護メガネと手袋はしていませんでした。農薬工業会が農薬散布作業者は必ず防護具を着用するように啓蒙活動をしていますが、現場の農家によってはまだ徹底されていないことを示す一例だなと思いました。


2017年10月30日月曜日

一昨日の夜から昨日の朝にかけて降った大雨で江戸川がどれぐらい増水しているか気になったこともあって、江戸川堤防と水元公園Cブロックにウォーキング/ジョギングに出かけました。ノースカロライナ州滞在中にほとんど毎日運動したことと、食事にも食べ過ぎないように注意をしたこともあって、2kgぐらい体重が軽くなりましたので、足取りは快調でした。
園芸学部構内のイイギリの大木には真っ赤な実が鈴なりでした。旧正門の両脇の大銀杏の葉はまだ緑色でしたが、松戸神社境内のご神木の銀杏の巨木はすっかり黄葉していました。
園芸学部構内のA棟横のヒマラシーダーには細長い変な形の球果?がたくさん付いていました。プールの横の木は鮮やかな橙色が目立ち、スギの球果に似た形状の球果もたくさんついていました。
柿の木にはムクドリが何羽も来て、熟した実をつついていました。












ノースカロライナ州滞在中のSymphony LakeとLake Johnsonの遊歩道に代わって、これからは江戸川堤防と河川敷に下りるスロープと水元公園が私の主な運動の場になります。河川敷にはススキの白い穂が出そろって、風に吹かれていました。
葛飾橋から見るとずい分江戸川の水位が高く、河川敷のゴルフ練習場や野球場が冠水していました。









水元公園Cブロックの不動池の横のナナカマドは真っ赤な実がびっしりでした。不動池は水位が上がって、左右の池がつながっていました。修景池の水も周りの石畳に溢れていました。
林の中も湿地のように水が貯まっていました。




 

 

2017年10月28日土曜日

往きは成田からワシントンDCまで約12時間半でしたが、帰路は飛行ルートが少し違うのか気流のせいか、ワシントンDCから成田まで約13時間半で、飛行時間が約1時間長くなりました。
成田空港に予定通り到着して、成田空港から京成電鉄のアクセス特急で新鎌ヶ谷駅まで行き、そこから新京成電鉄で松戸まで行き、駅からはタクシーで自宅に戻りました。
夕食の時間でしたので、シャワーを浴びてから妻が用意してくれた日本食を久し振りに食べました。1ケ月近くアメリカで食べてきた食事との違いが鮮明でしたので、写真を撮ってアメリカの友人たちに無事帰国した報告のメールに添付して送りました。


2017年10月27日金曜日

朝5時に目覚まし時計を設定し、シャワーを浴びてからスーツケースに荷物を詰めました。お土産にもらったハチミツやコーヒーカップやマツの材片から分離した線虫を入れた遠心管など荷物が増えましたので、妻がスーツケースのポケットに入れてくれた折り畳み式のバッグを取り出して入れました。飛行機は10時15分出発予定でしたが、レンタカーを返したりする時間も必要なので、私の車とMargieさんの車とFrank君の車の3台で朝7時に空港に向かいました。Don君の小型トラックはモーテルの駐車場に置いて、私の出発後Frank君がDon君をモーテルまで送ってくるという計画です。
空港のチェックインカウンターで、チェックインするスーツケースが重量オーバーなので何か5ポンド分取り出して、機内持ち込みのバッグに移すように指示されました。幸い、パソコンなどの電気関係の小物入れをとり出したらちょうど制限以内になりました。小物入れはハチミツなどを入れたバッグに入れて何とか収まりました。
見送りの3人と別れて、乗り継ぎのワシントンDCのダレス空港行きの飛行機を待ちながら、1ケ月近く滞在した第2の郷里のようなノースカロライナ州に別れを継げました。40~50年前に20才代で空手の稽古で一緒に汗を流した仲間たちは、今は60才代~70才代になりましたが、私にとってはアメリカ人の家族のようなものです。彼らも、当時の稽古の様子を昨日のことのように鮮明に覚えていると言ってくれました。
帰路は、ダレス空港での乗り換えも順調で、離陸後は時差ボケを防ぐために食事時間以外はできるだけ目をつぶって眠るようにし、アメリカモードから日本モードに切り替えました。



2017年10月26日木曜日

朝食前にSymphony Lakeに最後のウォーキング/ジョギングに行き、2周(約5km)してきました。薄暗い空に明けの明星(金星)がキラキラ輝いていました。池の中には夜を過ごしたらしいアオサギがいました。いつものようにカナダガンの群れもいて、遊歩道に上がってきました。ここでは初めて見る日本のオオバンにそっくりな水鳥もいました。
Symphony Lakeの遊歩道でwalnaut(クルミ)と思われる木が1本あって、毎日拾ってきたクルミが計131個になりましたので、できたら中身を取り出して日本に持って帰ろうと思って一晩水につけてフライパンとナベに分けて入れて加熱してみました。クルミの殻が焦げて、部屋中焦げ臭い臭いがたちこめてしまいました。少し割れ目ができて殻を開くことはできましたが、実を取り出す道具がないので、結局全部捨ててしまいました。










Don君はせっかく遠くのインディアナ州のセイモアという田舎町から小型トラックを12時間も運転して私に会いに来てくれて、一緒にフッシングができるように電気モーターとバッテリーも積んできてくれましたので、今日はLake Johnsonに行ってジョンボートを3時間借りてフィッシングをしました。と言っても彼はもっぱら電気モーターを操作して、私がフィッシングができるようにしてくれました。デープダイビングのルアーを投げ続けて、釣果はパーチという魚(スズキの一種の淡水魚)1尾とラージマウスバス2尾だけでしたが、景色を眺めながら十分楽しみました。最下流のダム近くのいつもの場所にcormorant(カワウ?)がいました。写真を撮ってよく見ると、日本のカワウとはちょっと違うような気がします。












モーテルに帰ってからもう一度近くのSymphony Lakeに行き、Don君に手伝ってもらって伐倒された枯死進行中マツNO.1の根株を紙やすりで磨いて年輪を数えてみたら、樹齢73年のようでした。






Lake Wheeler Rd沿いにはNCSU(ノースカロライナ州立大学)の研究圃場が並んでいて、ターフグラス(芝生)の圃場もあるということでしたので、見に行ってきました。白いフェンスに囲まれた広大な芝生の圃場がありました。大学でこんなりっぱな芝生の研究圃場を持っているというのは、作物学の中で芝生の研究分野がきちんと位置付けられているということで、大したものです。








こちらの滞在も今日が最後ですので、もう一度恩師のW.C. Dauterman先生のお墓があるRaleigh Memorial Parkに行ってお墓参りをし、お墓の中の先生に明日帰国すると伝えてきました。