2019年8月31日土曜日

9月2日(月)~3日(火)には東京農業大学グリーン研究会の令和元年夏期研究会(第86回)が開催予定で、私も2日(月)の研究会と懇親会に参加の返信をしておきました。会場は千葉県長生郡長柄町長柄山にあるミルフィーユゴルフクラブとなっていましたので、懇親会ではお酒が入るので自分で車を運転するわけにはいかず、どうやって会場に行こうか考えているところでした。今日、私が昔ゴルフ場の農薬問題について取り組んでいた頃からの知人で現在は東洋グリーン勤務のS氏から電話があり、茂原駅まで車で迎えに来てもらえるということになりました。私はゴルフはしないので3日(火)は不参加で日帰りの予定ですが、2日(月)の懇親会後も駅まで送ってもらえることになり、助かりました。
研究会のプログラムには、MAC-FACTORY代表取締役の伊尾木浩二氏による「ここまで進化した産業用ドローン」と題した講演もあるので楽しみです。芝草害虫は土壌害虫が多いので、通常はゴルフ場の殺虫剤散布は薬剤が根まで浸透するように面積当たり散布薬液量が多い(3ℓ/m2程度)ので、薬液を少量しか積載できないドローンの利用は難しい筈です。ただ、ゴルフ場にはつきものの松林の害虫防除や芝草の病害防除には利用できるのかもしれません。ゴルフ場でドローンにどのような可能性があるのか、勉強できるいい機会ですので楽しみです。

午後2時半頃から運動に出かけ、江戸川堤防を上流に向かって右岸を坂川放水路の水門の先の主水新田の稲荷神社の辺りまで約4時間ウォーキングしてきました。
園芸学部構内の斜面林はクスノキの大木を伐採した丸太の捨て場になっていましたが、新たにケヤキの大木を伐採した丸太が投棄されていました。園芸学部には環境デザイン学や緑地計画学や生態保全学のような分野を専門にしている研究室がある筈なのに、OBとしては美しい斜面林をごみ捨て場にしている無策には情けない限りです。








江戸川堤防の空き地には、ちょうど除草作業をしている時期らしく、大型の草刈り機が4台置いてありました。
江戸川は干潮時で水深が浅くなっていたらしく、若者や小さな子供が父親と一緒に川の中に入って遊んでいました。
堤防下の農家の庭のイチジクは誰も収穫しないのか、熟した果実にコガネムシ(シロテンハナムグリとコアオハナムグリ)が群がっていました。
農業用水路には水の流入口近くにタニシがたくさん集まっていました。























主水新田辺りの堤防下の水田は稲刈りが終わったところとこれからのところがありました。気温が少し下がってきたのか、江戸川堤防上をランニングしているずい分多くの人たちと行き交いました。









2019年8月30日金曜日

「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」は弁護団の弁護活動を支援するために2010年2月から募金活動を始め、裁判で無期懲役刑が確定した2012年3月に役割を終えて解散し、その後は私より年齢の若い支援者3人で「市橋達也君の更生を支援する会」を立ち上げて支援金の残金を管理してきました。
昨日、元支援者のお一人から急にメール連絡が届きました。ご本人の状況が変わったので、個人情報が流出して家族に何か嫌がらせが及ぶことがないように、氏名・住所・電話番号などの情報を完全に削除してほしいという依頼でした。今日、返信を差し上げて、了承をいただきました。
私自身、募金活動をしていた時はいろいろな嫌がらせを経験しましたので、ご心配はもっともですし、他の元支援者の方々の中には同様の不安を抱いている方もおられるかもしれないと想像し、以下に私の返信をコピーしてお知らせしておきます。
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〇〇様
 
ご連絡拝受致しました。
記録を確認してみましたら、〇〇様には2011年〇月〇日に10,000円のご支援をいただきました。
当時の経緯をブログに報告しましたのでご記憶かと思いますが、「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」は2012年3月に裁判が結審して無期懲役刑が確定してから解散しました。皆様からいただいた支援金は、弁護団の弁護活動に必要な経費と弁護費用を支払った後、残った金額については千葉県弁護士会に寄付をして弁護人のいない被疑者・被告人の弁護活動に使っていただいてはどうかという私の提案に対して、何人かの支援者からあくまで市橋君個人のために使ってほしいという要望が寄せられました。弁護団長だった菅野弁護士に相談をしたところ、無期懲役というのは、通常は大体30年服役してから仮釈放の審査の対象になると言われました。私の年齢から計算すると、その時点では私は100才を超えることになり、支援金の残金を私が保管して市橋君に渡すことは不可能と判断し、熱心に支援して下さり私より年齢が若くて30年後でも生存しておられる可能性が高い3人の方にお願いして、「市橋達也君の更生を支援する会」を新たに立ち上げていただいて、支援金残金は全額を新たに開設した更生を支援する会の口座に移して管理をしていただき、市橋達也君が仮出所した時に渡していただくということにしました。更生を支援する会の代表からは、年に1度必ず口座の現状を示すページのコピーが私宛に送ってきています。
ところが、残念なことに最近突然代表の方が病気で亡くなったという連絡が入りましたので、どなたか支援者の中から新たに1名選んで更生を支援する会に加わっていただいて、更生を支援する会の趣旨がきちんと継承されるように一度全員(更生を支援する会の3人と私)で顔合わせをしたらどうかと思っているところです。
すでに解散しました「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」の入金記録簿は、4部プリントして、1部は私が保管し、1部は菅野弁護士にお渡しし、1部は更生を支援する会にお渡しし、1部は刑が確定する前日に東京拘置所に収監されていた市橋達也君に面会に行った時に個人情報だから注意をするようにと念を押して渡しました。こういう状況ですので、今から私が入金記録の一部を削除するということはできませんが、入金記録簿の内容が流出することはあり得ませんのでご安心下さい。
 
私が千葉大学教授を定年退職して12年が経過し、私も後期高齢者の77才になりました。前途洋々だった筈の元学生の市橋君が、若かったとはいえ思慮のない馬鹿なことをして一生を棒に振ってしまったことは残念の極みですが、亡くなったリンゼイさんとそのご家族の無念さを思うと、一生をかけて罪を償うことになったことも止むを得ないと思っています。願わくば、彼が置かれた現状の中で、許される範囲内で生きがいを見つけて日々を元気に過ごしてくれていることを祈っています。
 
本山直樹
元「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」代表
携帯 〇〇〇〇
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午後から道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間して汗をかきました。アメリカに出発するまで1ケ月を切りました。減量をして体調をベストの状態にするにはもっとしっかり運動をしないと・・。
一般財団法人残留農薬研究所から10月4日(金)に東京で開催される第20回IETセミナーの案内が届きました。昨年もそうでしたが、私の渡米期間と重なって参加できないのは残念です。

2019年8月29日木曜日

午前中は自宅で机に向かって仕事をし、午後4時頃から江戸川堤防を下流に向かって左岸を3時間近くウォーキングして運動をしてきました。
園芸学部構内のサンゴジュは珊瑚のような真っ赤な実を付けていました。ヨウシュヤマゴボウの実も熟して黒紫色に色づいていました。
旧正門に下りる坂道の斜面に自生しているクサギの花には黒い大きなアゲハチョウが来て蜜を吸っていましたが、翅の付け根に赤い模様があることと、尾端が短いことからナガサキアゲハかなと思いました。


 






江戸川の河川敷のゴルフ場は緑色の芝がきれいでした。
堤防からは矢切の農耕地(ネギ畑とキャベツ畑が多い)と遠くに斜面林が見えます。私の目の前を片側の草むらからもう片側の草むらに移動中のスズメガの一種と思われる大きなチョウ目の幼虫がいましたので、しばらく立ち止まってどこに行くのか見ていました。食草を探していたのか、蛹になる場所を探していたのかはわかりませんでした。
堤防上のサクラの木の幹にはキマダラカメムシ(当初はクサギカメムシかと思いましたがどうも違うようです)と思われるカメムシとその幼虫と思われるカメムシがいました。
矢切の渡しの近くの堤防上には少年像が立っています。堤防を下りて農耕地の中を坂川沿いに戻ると、親水公園の広場があります。小さな築山の下には水溜りができていて、小さな子供たちが遊んでいて、お母さんと思われる女性が近くで見守っていました。








 















上矢切から小山の方に向かう道の途中に工務店らしき建物がありますが、そこの野外の掲示板に墨と水彩で描いた素敵な作品が何枚か展示してありました。