2010年11月1日月曜日

10月29日に振り込まれた方からの支援金が届きました。これで支援金の現在高は59,000円、延べ183名からの合計額は2,330,565円になりました。ありがとうございました。この方の払込取扱票には次のような心温まるメッセージが添え書きされていました。「年金生活ですので少しですが、足しにして下さい。リンゼイさんも大人で、わかっていて市橋君の部屋へ行ったはずです。イギリスのご両親も少しでも市橋君を許してあげてほしいと願っております。私には、男の子の孫がおります。」

何故リンゼイさんが一度英語のレッスンをしただけの独身男性の個室に二人だけで入ったのかということは、私たちの世代の人間にとってはいろいろな憶測が可能ですが、リンゼイさんはすでに亡くなっていますので真実を確かめることはできません。市橋君自身は、リンゼイさんにも非があったかもしれないというようなことは決して口にせず、弁護団との話し合いの中では自分が悪いとだけ言っているようです。加害者の側から許しを乞うことはできませんが、私も願わくばリンゼイさんのご両親が悲しみと憎しみを越えて、市橋君に生きて罪を償う機会を与えてほしいと祈っています。

注目していた耳かき店員とその祖母の殺人事件は今日判決が言い渡され、無期懲役だったと報道されました。遺族は検察に上訴を望んでいるとのことですのでまだわかりませんが、この事件の被告人に生きて罪を償う機会が与えられたことに何故かホッとしました。