2011年3月25日金曜日

3月23日に振り込まれた方(4回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は114,000円、延べ257人からの合計額は2,914,565円になりました。「市橋君、ひとりじゃないよ。人生明日はきっとあります。信じて人生やり直そう。」という市橋君宛のメッセージが手書きされていました。ありがとうございました。

今日は菅野弁護士と電話連絡がとれました。3月16日に予定されていた最後の公判前整理手続きが中止になったのは、地震の影響の停電で、裁判所のエレベーターがストップし、刑務所から裁判所に車で移動した市橋君が階段を歩いて部屋に行くと途中に待ち構えている報道陣の写真撮影のフラッシュ攻撃にさらされるので、そういう状態を避けたいというのが市橋君の希望なので中止になったのだそうです。形式的には4月に公判前整理手続きが再設定されるそうですが、実質的にはすでに整理作業は全て終わっているようです。7月第1週から始まる公判の日程も決まっているようですが、4月の形式的な公判前整理手続きが1回分残っているので、今の段階では公表はできないそうです。実質的に5日間くらいの審理、4日間くらいの評議(評議時間としては通常より長い)を経て、7月21日頃には判決となりそうな感じです。当然ですが、審理には裁判官、被告人、検察官、弁護団、被害者遺族とその代理人弁護士、検察側証人、弁護側証人が出席するようですが、評議は裁判官と裁判員だけで行われ、検察官も弁護団も傍聴は許されないようです。

市橋君は、差し入れのことで一時トラブル(詳しいことはわかりませんが)があったそうですが、今は落ち着いて絵を描いたりしているとのことです。最初の手記の出版後、接見禁止の筈なのにどうして原稿が外部に持ち出せたのかが問題になり、検査(監視?)が厳しくなったようです。2~3の出版社が、事件そのものについての手記や、市橋君の言いたいことを出版したいという要望があるようですが、公判が始まる(終わる?)までは無理でしょう。

3月31日には私が弁護士事務所を訪ねて、その後の支援金をお渡しするとともに、私自身も公判では弁護団から証人として出廷する要請を受けていますので、山本弁護士も含めて相談をすることになりました。