2011年11月1日火曜日

菅野弁護士からメールが届き、先週の月曜10月24日に菅野・山本・三宅弁護士で市橋君に接見に行って控訴審について相談をしてきた時に、これから11月一杯は控訴審の準備に専念したいので私に面会に来ないでほしいと伝言を頼まれたとのことでした。実は私が10月26日に面会に行った時も同じことを市橋君から直接聞いていましたので、そうするつもりでした。市橋君にとっては、一審に続いて、控訴審は2回目の正念場ですので、集中・専念したいのかもしれません。私の方もちょうど11月はいろいろな予定が入っていて厳しいスケジュールですので、11月の面会は休んで、12月から再開しようと思っています。

今日、菅野弁護士に電話で今後の見通しについて伺いました。先ず、弁護団が東京高裁に提出する控訴の趣意書の期限を11月末から12月末に延期を要請して、認められたそうです。この趣意書が、控訴審では非常に重要な書類になるので、準備をするのに十分な時間が必要なようです。それを受けて、新たに担当を任命される検察官が答弁書を東京高裁に提出し、それを裁判官が読んで検討してから控訴裁判が開かれるので、実際の裁判は今年度末(来年3月末)までに開かれればという状況のようです。従って、市橋君も当分は今のままで、11月末か場合によっては12月末までは千葉拘置所にいる筈だとのことです。

遠くの県にお住いの支援者から以下のお手紙が届きました。わざわざ遠路を千葉刑務所まで差し入れに行かれたようです。ありがとうございました。他の方からも10月26日のブログの記事については、コメントが届いています。
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朝夕、秋らしくなりました。お忙しい中、市橋君に接見に行って下さりありがとうございます。
10/26のブログは、涙なしでは読めませんでした。お友達と会った市橋君に「偉い」と泣きながら叫びました。これも先生のお力、つくづく偉大さを感じました。その夜は、市橋君、ご両親、先生、お友達など、いろんな事を考え、ただただ普通の青年だっただけにあまりにも残酷すぎる事ばかりで、眠れませんでした。
さて、10/28に千葉刑務所に本の差し入れに〇〇〇〇さん(支援者)と行って来ました。英文の植物本と動物本の2冊です。支援者の方の報告によると、差し入れる物の規定が厳しいと聞いておりましたので、売店で冬物を買って差し入れしようと思っていたところ、あまりにも品数が少なく、想像していた売店とは違って思いもよらない貧相さに驚きました。また小菅に移り、落ち着いた頃に送ることにしました。
又、差し入れの際、身分証明証がないとだめだと言われましたが、私たちの担当の方がとても親切な方で、今回は通してくれました。場合により印鑑が必要な事もあるようです。帰りはとても複雑な気持ちで、〇〇さんと無言で電車に乗って来ました。
お忙しい毎日の中、ランニングをする先生のお姿が目に浮かびます。寒さに向かい、お体気をつけて下さい。
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今日は昼休みに農大の周囲を10Km走りました。これで累積は130Km/16日です。農大の学生諸君は収穫祭の後片付けをてきぱきとやっていました。