2012年9月4日火曜日

午前中は千葉県幕張の運転免許センターに行って、国際免許証を交付してもらってきました。9月20日に中国から帰国して、22日にはアメリカに出発ですので、今日しか時間がなくなると思ったからです。航空券はすでにネットでとりましたし、いつも利用するキッチン付きのモーテルは現地の友人がすでに予約してくれましたし、ビザの代わりのESTA(Electronic Travel Authorization)(渡航認証許可)も今日ネットで済ませましたので、アメリカ行きの準備は全部できました。

残りは、9月13日の石川県加賀市での松林防除実践講座での講演の最終的な詰めと、17日の中国北京での環太平洋農薬科学会議での講演の最終的な詰めと、新潟県胎内市で実施した薬剤飛散調査のろ紙からの薬剤の抽出・濃縮・定容の作業だけです。まだ1週間ちょっとありますので、何とかなるでしょう。

午後3時からは東京大手町のJAビルで、クミアイ安全防除推進協会の講演会がありました。どういう協会かなと思っていろいろ訊いてみたら、農薬の流通には大きく分けて系統(メーカー→全農→JA→農家)と商系(メーカー→農薬卸商→特約店→農家)と2つの流れがありますが、前者の系統の方に農薬を供給しているメーカーと全農の協会だということがわかりました。従って今日の講演会は一般消費者が対象ではなく、普段から農薬の普及・営業活動を仕事としている、いわば農薬のプロが対象でしたので、彼ら自身が農家や一般消費者の質問に答えられるように、「農薬の役割と安全性を消費者にどう説明するか」という演題で講演をしました。2時間という時間が与えられていましたので、いつものように時間に追われて駆け足の話ではなく、寄り道をしながらゆっくり話したら、結局2時間半近く話して質疑応答の時間がなくなってしまいました。

講演が終わってから、私と参加者の一部で近くの中華料理店に場所を移して、マトン肉を薄くスライスしたシャブシャブ料理と、ビールと紹興酒で和気あいあいと情報交換の続きと懇親の会をしました。