2014年2月15日土曜日

23日(日)の「平砂浦に松を植えた古老を囲む会」の座談会で、砂防林造成活動が始まった昭和23年(1948年)当時の様子をできるだけ訊きだすために古老に投げかけたらどうかと思う質問をリストアップしてみました。こういうものをあらかじめ古老にお渡ししておけば、心の準備をするのにも役に立つ筈です。
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古老を囲む会の座談会で古老から訊き出したいこと(本山私案)

1.    資料(昭和336月発行「平砂浦砂防史」や故田辺 昇氏の証言)によると、平砂浦の砂防林は昭和23年(1948年)に県に造成を陳情し、昭和24年(1949年)に造成することが決定し、昭和25年(1950年)から作業が始まったとなっている。
先ずお訊きしたいことは、(1)戦争が終わった昭和20年(1945年)当時、皆さん(古老)は何才で、どこで何をしておられたか、(2)その当時の平砂浦はどういう状況だったか、(3)飛砂の被害はどんなだったか
2.    館山市に合併される前の平砂浦に面した村や集落(部落)はいくつあったのか、それぞれの集落の主な産業は何だったのか
神戸(かんべ)村 / 西岬村 /
相浜 / 佐野 / 藤原 / 州の宮 / 布沼 / 小原 / 坂井 / 小沼 / 犬石 / 坂足 /伊戸 /
3.    各集落から何名ずつの人が植樹作業に従事したのか
4.    作業内容はどんなことだったのか
5.    作業は毎日だったのか、一日何時間か、どれくらいの期間続いたのか
6.    作業に従事した期間の農作業(自分の家の仕事)はどうしたのか
7.    賃金(日当)はでたのか、でたとしたら日当いくら(何円)ぐらいだったか
8.    植樹に使った資材(松苗、竹、藁、肥料?、など)はどこから入手したのか
9.    それらの資材の費用は誰が負担したのか
10. 砂防林造成工事が終わったのはいつか
11. その後の補修や維持管理は誰がやったのか
12. 砂防林造成工事に携わったことについてどう感じたか、(1)いやいや従事したのか、(2)喜んで従事したのか、(3)命令だから仕方がなかったのか
13. 松くい虫の被害に気が付いたのはいつ頃からか
14. ヘリコプターで殺虫剤を散布して防除をしていた時にどう感じたか
15. ヘリコプターによる散布を中止して松林が消滅したことをどう思うか
16. 館山市主催の植樹祭についてどう思うか
17. 植樹した松の維持管理は誰がするべきと思うか
18. 平砂浦砂防林保護組合はどういう役割を果たすべきと思うか
19. 若い世代に伝えたいことや、若い世代にやってほしいことがあるか
20. 平砂浦の将来、館山市の将来はどうあってほしいか
21. 新住民(最近移住してきた人たち)についてどう思うか
22. 行政(館山市役所、千葉県庁、国)にやってほしいことがあるか
23. その他なんでも言いたい事