2021年2月16日火曜日

千葉大学勤務時代の私の研究室(生態制御化学)では、研究室を専攻している学生、院生、研究生など全員に届くメールアドレスがあって全員とのメールのやりとりに使っていました。私が千葉大学を定年退職して13年も経ちましたのでもう使うこともなく、誰と誰のメールアドレスが入っているかもすっかり忘れていましたが、今回の福島県を震源地とする強い地震に対するお見舞いのメールがそのアドレスを使ってガーナとパキスタンの元留学生から届きました。二人ともそれぞれの大学で活躍していますが、私の研究室にいた当時の姿を思い出し、懐かしくなりました。大学教員に限ったことではないでしょうが、こうして元学生たちと何年経っても、どんなに離れていても気持ちが通じるというのは大変嬉しいことで教師冥利に尽きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・            Hello, hello, Riaz, It is so good to hear from you. Thank you for worrying about us. It seems the earthquake helped to resume my connection with former students / researchers at Chiba University. Judging from your title at Arid Agriculture University, I am happy to know that you are doing important work for your country. Since I have not been in contact with Tariq Mahamood for many years, I do not know how he is doing now. I wonder if he has retired by now or not. Please let me know how I can get in touch with him, if possible. Stay safe,                Dr. Naoki Motoyama ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         Dear Professor Motoyama: I also extend my best wishes for you and all Japanese, the nicest people. Stay blessed. Best wishes         Riaz Ahmad Professor & Director Quality Control Arid Agriculture University Rawalpindi-Pakistan ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        Hello Henry, It is good to hear from you. Thank you for thinking about our safety from the magnitude 7.3 earthquake that hit Fukushima area of Japan. Although the magnitude was much less in Matsudo area, I could feel the tremendous earthquake probably the largest since the Tohoku earthquake that caused the huge tidal wave and casualties exactly ten years ago. Fortunately it looks there is no casualties this time, though there are many people who were wounded. The world is suffering from Covid-19. How is the virus situation in Ghana? Stay safe,        Dr. Naoki Motoyama                     Professor Emeritus of Chiba University/ President of Pesticide Division of Nodai Research Institute of Tokyo University of Agriculture ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       件名: My prayers for all Japanese people Minna- san In this era of COVID-19, Having to deal with other natural disasters could be harrowing. I extend my best wishes to the Japanese people on the occurrence of a 7.1 magnitude jishin in the Kanto area as reported by news outlets. Have my Sympathies               Henry                         Research Fellow Institute Applied Science and Technology University of Ghana Legon, Ghana      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                 午後に自宅で空手着に着替えて基本の稽古と筋力トレーニングを約50分して汗をびっしょりかいてから、ウォーキングに出かけました。今日は園芸学部構内を通って、矢切の農耕地に行きました。 洗心倶楽部前の芝生広場の端に重機(シャベルとブルを装備した)が置いてありました。何の工事をする予定なのか、斜面林との接続部分の土が少し削ってありました。 ヒマラヤシーダーの樹勢が弱っている方の2本の下の地面には、雄花がたくさん落ちていました。昨日の大雨で落下したのかもしれません。 ロックガーデン沿いの小道と斜面林の一部には、伐採した丸太と枝がまるでゴミ捨て場のように投棄してあります。伐採後の処分に困ってここに投棄したのでしょうが、せっかくのロックガーデンと斜面林の景観は台無しです。 昨日も書きましたが、緑地環境学科の学生たちが東北大震災の被災地に出かけてガーデン造りを手伝うのは大変いいことですが、自分の足元の大学構内のこういう恥ずかしい状態にも目を向けてほしいものです。これも緑地環境学が扱う問題の一つだと思うのですが・・。
矢切の農耕地には特産のネギ畑に加えて、葉物野菜の畑がたくさんあります。収穫と苗の定植を繰り返しています。ちょうど軽トラで来た農家がダーサイのように見える野菜を収穫していました。昨日の大雨の影響で、水田には水が溜まっていました。
坂川沿いの畑の傍に白い野良猫がいました。誰かが時々餌やりに来ているのでしょうが、私が近づくと用心して隠れてしまいました。人に飼われている猫は毎日十分の餌を与えられて、愛情も注がれて、病気になれば獣医にも連れて行ってもらって手当をしてもらえて、幸せな生涯を過ごすのでしょう。それに対して、何かの理由で野良猫になった猫は、偶然動物愛護精神に溢れた人に見つけられれば時々餌を与えられて、野犬やいじわるな子供たちに追われたり、雨風を凌ぐ場所を自分で探して、不安な生涯を過ごすのでしょう。猫にとっても、運命は厳しいなあと思います。