2023年4月30日日曜日

国道6号沿いのヤマダ電機にSDカードを買いに行ったついでに、遠回りして相模台中央公園を通って帰宅しました。近所に赤いバラが咲いている家や、庭を花で綺麗に飾ってある家がありました。国道6号の下のサクランボにはまだルビー色の実がなっていましたが、地面にもたくさん落ちていました。先日サクランボをつまんで食べていた女性が教えてくれた国道6号の反対側にあるクワの木が見つかりましたが、女性が言っていた通り熟した赤い実がたくさんなっていました。道路の石の隙間からヘラオオバコが生えていました。植物の繁殖しようとする生命力は大したものです。
相模台の新緑が目立つスダジイは、近づいてよく見ると雄花序がたくさん発生していました。ヒイラギモクセイと思われる生垣の葉は害虫に食害されて激害状態で、ヘリグロテントウノミハムシの幼虫が大発生していました。相模台には農家風のお屋敷が何軒か残っています。周りはすっかり住宅に囲まれていて農地はありませんので、今でも農業をやっているのかどうかはわかりません。
相模台には法務省庁舎と裁判所と拘置所がありますが、裁判所の敷地内ではシャクナゲが見事な赤い花を咲かせていました。松戸駅周辺の地図が掲示されていましたが、千葉大学園芸学部は千葉大学松戸キャンパスとなっていました。園芸学部事務部が、千葉大学事務局松戸支部となっていたのと同様に、学部の自治がなくなって中央集権化した印象を受けました。

2023年4月29日土曜日

当初の天気予報が変わって、午後まで降雨はないということでしたので、多分20年ぐらい前に農薬の生態影響調査で何年間か学生と一緒に通っていた香取市山田区(当時は香取郡山田町)の水田と、橘堰(たちばなぜき)上空を泳ぐコイノボリを見に行きました。以前は京葉道路・東関東自動車道の高速道路を使いましたが、高速料金が高いので今は一般道を使います。途中成田市の甚兵衛の森の前を通りましたので、向かい側のコンビニの軒下のツバメの巣を見に立ち寄りました。ツバメは近くを飛び回っていましたが、まだ雛の姿はありませんでした。
仁良地区の水田(谷津田)にはコサギが来ていて、目の周りが緑色で婚姻色になっていました。アオサギとキジもいました。田植えの済んだ水田には残った余分の稲苗が予備として置いてありました。耕作放棄して雑草が繁茂している水田もありましたので、ここでも農業の後継者不足問題があるのかと想像しました。コイノボリは以前と変わらず空を泳いでいて、壮観でした。
橘堰に隣接した憩いの森のふもとにはハルジオンの群落があり、アオスジアゲハが訪花していました。憩いの森の展望台からは橘ふれあい公園とその周辺の全景が見渡せました。
仁良川下流に位置する田部地区の水田では、代掻きをしている農家や、家族で田植えをしている農家の姿がありました。以前土着のメダカが生息していた1本の水路はまだそのまま存在し、タニシsp.がいました。メダカの群れは見つかりませんでしたが、よく観察していたら小さな魚影が素早く動きましたので、多分まだメダカは生存しているような気がしました。
帰りに通った栗源(くりもと)町の道路沿いには黒いマルチの畑がありました。この地域特産のサツマイモのベニアズマを栽培する筈ですが、野菜(コマツナ?)を栽培しているマルチもありました。