2010年6月12日土曜日

 昨日私が千葉大学園芸学部で担当した食品安全ビジネス論に、支援者のお一人が聴講に来られ、いつもはメールでのやりとりだけだった方と初めてお目にかかることができました。こうして実際にお会いすると、先日の大阪での時もそうでしたが、より連帯感が強くなったような気がしました。
 今朝は調査機器を積んだ車を私が運転し、3人で千葉県松戸市を7時に出発して長野県駒ヶ根市に来ました。カーナビの推定では3時間40分くらいのドライブだったのが、途中渋滞区間があって実際には5時間以上かかりました。駒ヶ根市では、高速バスで到着した岐阜県在住の研究者と合流し、いつも使っている(今年で3年目)ホテルにチェックイン後、車で回って14日に有人ヘリコプターで薬剤が散布される予定の山林を確認、薬剤の気中濃度や落下量を調査する予定の散布松林内5ケ所と周辺地域の7ケ所を歩いて回って目印をつけてきました。山の中では昼間から野生の鹿に出会いました。昨年は、サンプリングで真夜中に山に入った時に、暗闇の中でこちらを窺っている赤い2つの目を見たり、遠くで鳴き声を聞いただけでしたが・・・。明日はもう一つの調査地である千曲市を回って散布区域を確認し、調査地点の設定をしてくる予定です。駒ヶ根市は、天竜川沿いの伊那谷に位置し、両側に中央アルプスと南アルプスを遠望できるところにあります。